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■ 群馬県立産業技術センターまる得通信めーる版
■ ■■ 第80号 2008.3.11(火)発行
■ ■ 群馬県立産業技術センター
■■■■ Gunma Industrial Technology Center
▽▽ 今号の目次 ▽▽
○耳より情報
1.R&Dサポート事業募集説明会・成果発表会のお知らせ
○産業技術センター機器等の紹介
2.レーザ微細加工システム
3.微生物自動連続希釈塗布装置
4.サンプル顕微鏡
○産業技術センターが主催するイベント等
5.特許情報活用研修会
6.第2回初心者向け組込Linux入門セミナー(入門編)
7.第2回初心者向けPICマイコン入門セミナー(入門編)
◇◇ 今号の記事 ◇◇
○耳より情報
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1.R&Dサポート事業募集説明会・成果発表会のお知らせ
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県では、研究開発に積極的にチャレンジする中小企業に対して、各種支援事業
を行っており、平成20年度の募集に先立ち、研究開発支援事業の募集説明会及
び成果発表会を開催します。
【日時・場所・定員・内容】
○前橋会場(群馬産業技術センター 多目的ホール) 約280名
平成20年3月24日(月) 13:30-16:00
・成果発表:CBRアグリット群馬(有)
・研究開発支援事業の説明
R&Dサポート事業、公募型共同研究事業、ものづくり技術振興事業
経済産業省所管の事業
○太田会場(東毛産業技術センター 第1研修室) 約100名
平成20年3月25日(火) 13:30-16:00
・特別講演「大学と共同研究で事業を伸ばそう」
群馬大学共同研究イノベーションセンター 教授 須齋嵩 氏
・知財駆け込み寺連携事業セミナー
「中小企業における産業財産権情報の有効活用」
・研究開発支援事業の説明
R&Dサポート事業、公募型共同研究事業、経済産業省所管の事業
【申込み】事前の申込みは不要です。参加費は無料
【問合せ先】県庁工業振興課 ものづくり振興グループ 福島
TEL:027-226-3352
【URL】http://www.pref.gunma.jp/
○産業技術センター機器等の紹介
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2.レーザ微細加工システム
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【型式】WT(ファインデバイス社製)
【内容】
・本装置には、様々な加工ニーズに対応できるよう、2種のレーザ(波長355nm
と1100nm)を搭載しています。波長355nmのレーザは、紫外線の持つ高いエネ
ルギーを利用し、熱の発生を伴わない加工が可能です。波長1110nmのレーザ
は、熱を伴う加工ですが、溶接や接合、曲げ加工に適用可能です。どちらも
全固体レーザであり、空冷で使用できることから、高い安定性を持ちます。
・この装置の加工用ステージは、±500nmの繰り返し位置決め精度を持ちます。
このステージは、二次元CADファイルにより制御できるため、加工条件が最適
化されていれば、複雑な形状の加工も比較的容易に行えます。更に、ステージ
部は自由度の高い設計のため、加工の種類や加工対象の形状に合わせた冶具を
ご用意いただけます。
・加工の種類としては、加工対象の材質にもよりますが、穴あけ、薄膜などの除
去、切断などの除去加工が行え、更に、溶接・接合などの加工も可能です。
どちらのレーザも最小で約10μm径の光を照射可能です。
【担当】研究開発グループ 田島
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3.微生物自動連続希釈塗布装置
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【型式】スパイラルプレーター EDDY JET (GSIクレオス社製)
【内容】
・微生物試験の省力化機器であり、微生物検査におけるシャーレの使用枚数及
びサンプルの希釈段階を減らすことが可能になります。本装置では濃度勾配
をつけながらサンプル液を培地へラセン状に塗抹します。塗抹後はシャーレ
を恒温器に入れ培養することで、コロニーは塗抹ライン上に単一に分離して
生育します。コロニー計測は塗抹量の少ない外周部から中心部へカウントグ
リッドという道具を使用して行います。カウント区画内の塗抹量から菌数を
求めます。
・食品類や使用水中などの微生物について、培地の種類を変えることで、一般
細菌、真菌、黄色ぶどう球菌、腸炎ビブリオ、セレウスなどの検査が可能に
なります。
・この装置では、1gあたり10万個以上微生物が存在している場合は、段階的
な希釈操作が必要です。また迅速に測定しないと空中浮遊菌などのコンタミ
ネーションを招くため、機器開放制度でお使いになる場合は事前に十分なト
レーニングが必要です。
【担当】材料・食品グループ 木村
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4.サンプル顕微鏡
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【型式】SZX12(オリンパス社製)
【内容】
・試料を7倍~90倍で拡大して観察することが出来る実体顕微鏡。
・レンズ先端に、アタッチメント(針、スクレイパーなど)を取り付けることで、
観察しながら微少部を採取することができます。また、デジタルカメラによる
撮影も可能になります。
【担当】技術支援グループ 五十嵐
○産業技術センターが主催するイベント等の情報
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5.特許情報活用研修会のお知らせ
~権利情報確認の決め手は特許電子図書館(IPDL)!~
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特許電子図書館の利用方法、特許制度や特許出願の基本的な手続きなど、幅広
い「特許情報の活用」についての研修会を開催します。
詳細の確認は、産業技術センターホームページ。
【日時・場所・内容・定員】
前橋会場(群馬産業技術センター) 10名
・平成20年3月14日(金) 13:30-15:30 「経済的な特許取得方法」
太田会場(東毛産業技術センター) 20名
・平成20年3月19日(水) 13:30-15:30 「特許に頼らない模倣品対策方法」
【参加費】無料
【問合せ・申込先】知的所有権センター 神林・冨澤
TEL:027-290-3070 FAX:027-287-4501
【E-Mail】kanbayashi.kenzoh@ad.japion.or.jp
【URL】http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/intro/patentseminar/ipdl.html
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6.第2回初心者向け組込Linux入門セミナー(入門編)
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組込みLinuxは、車載情報端末、デジタル家電、携帯電話、計測機器等で利用さ
れており、用途に応じてOSのサイズや機能を樹優に設計できる特徴があります。
今回は、組込みLinuxの概要及びシステム構築の概要について、わかりやすく解説
します。 詳細の確認は、産業技術センターホームページ。
【日時】平成20年3月18日(火) 9:30-16:30
【URL】http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/seminar/kosyu/080318klinux.html
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7.第2回初心者向けPICマイコン入門セミナー(入門編)
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現在、家電製品や携帯電話、自動販売機、自動車等の内部部品など、あらゆる
場所でマイコンは使用されています。今回は、PICマイコンの概要及び開発の手
順について、わかりやすく解説します。また、今後、開催する基礎編、実習編と
順番に受講されると、より実践的なマイコンシステムを開発できるようになりま
す。 詳細の確認は、産業技術センターホームページ。
【日時】平成20年3月25日(火) 9:30-16:30
【URL】http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/seminar/kosyu/080325picn.html
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問い合わせ先:〒379-2147 前橋市亀里町884-1
群馬産業技術センター 企画管理グループ (担当 佐藤)
Tel:027-290-3071(音声案内後609) 027-290-3030(代表)
Fax:027-290-3040 E-mail:git@tec-lab.pref.gunma.jp
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