群馬県立産業技術センター

Gunma Industrial Technology Center

メールマガジン 第33号

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■    群馬県立産業技術センターまる得通信めーる版                   
■ ■■                  第33号 2006. 3.24(金)発行
■  ■ 群馬県立産業技術センター
■■■■               Gunma Industrial TEchnology Center

■GITEC□  今号の目次   □GITEC■GITEC■GITEC■

 ●今号オススメの行事!
  1.Access2003VBAプログラミングセミナー
  
 ○産業技術センターが主催等するイベント等の情報
  2.第1回初心者向け無線LAN入門セミナー
  3.(新着)第1回および第2回初心者向けデータベース入門セミナー
  4.(新着)第1回初心者向けLinux入門セミナー

 ○耳より情報
  5.「公募型共同研究」「政策課題型共同研究」の実施
  6.新年度から変わります!

 ○他団体からのお知らせ
  7.各種補助事業のご案内

 ○もうちょっと、技術のページ
  8.用語の解説【酵母】
  9.展示会レポート


■GITEC■GITEC■GITEC□ 2006. 3.24. Fri. □GITEC■


●今号オススメの行事!
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 1.Access2003VBAプログラミングセミナー
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【日時】平成18年4月12日(水)、14日(金)、27日(木)、28日(金)
    9:30-16:30 (4日間、24時間)
【場所】群馬産業技術センター(前橋市) コンピュータ実験室
【内容】顧客管理データベースシステムの作成を通して、VBAプログラミングの
    方法を学びます。
【受講料】10,000円(県外企業は1.5倍の15,000円)
【申込締切】平成18年4月7日(金)
【URL】http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/seminar/kosyu/060412AccessVBA.html

※各行事へのお問い合わせは、担当または技術開発相談グループへ
 TEL:027-290-3030 FAX:027-290-3040 e-mail:git@tec-lab.pref.gunma.jp


○産業技術センター主催・共催のイベント等の情報
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 2.第1回初心者向け無線LAN入門セミナー
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【日時】平成18年4月13日(木) 9:30-16:30 (6時間)
【場所】群馬産業技術センター(前橋市) コンピュータ実験室
【内容】ケーブル配線や工事が不要な無線LANの構築や利用法までを、実習を通
    して学んでいただくセミナーです。
【受講料】2,500円(県外企業は1.5倍の3,750円)
【申込締切】平成18年4月7日(金)
【URL】http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/seminar/kosyu/060413wirelesslan.html


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 3.(新着)第1回および第2回初心者向けデータベース入門セミナー
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【日時】第1回:平成18年4月18日(火)、19日(水) 9:30-16:30(2日間、12時間)
    第2回:平成18年4月20日(木)、21日(金) 9:30-16:30(2日間、12時間)
【場所】群馬産業技術センター(前橋市) コンピュータ実験室
【内容】企業内のさまざまなデータをデータベースに組み込むことで、分析や
    意思決定に際して強力な武器となります。本セミナーでは初心者を対
    象として、代表的なデータベースソフトAccess2003を用いて、データ
    ベース作成の実習を行います。(第1回と第2回は同じ内容です。)
【受講料】5,000円(県外企業は1.5倍の7,500円)
【申込締切】(第1回、第2回とも)平成18年4月14日(金)
【URL】http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/seminar/kosyu/060418databases.html
   http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/seminar/kosyu/060420databases.html

※各行事へのお問い合わせは、担当または技術開発相談グループへ
 TEL:027-290-3030 FAX:027-290-3040 e-mail:git@tec-lab.pref.gunma.jp


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 4.(新着)第1回初心者向けLinux入門セミナー
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【日時】平成18年4月25日(火)、26日(水) 9:30-16:30(2日間、12時間)
【場所】群馬産業技術センター(前橋市) コンピュータ実験室
【内容】Linuxはネットワーク機能やセキュリティに優れ、非常に安定している
    等の特徴のため、企業のインターネットサーバとして多くの採用実績
    があります。本セミナーではLinuxの概要、インストールからネットワ
    ークの管理までを初心者向けに分かりやすく解説します。
【受講料】5,000円(県外企業は1.5倍の7,500円)
【申込締切】平成18年4月21日(金)
【URL】http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/seminar/kosyu/060425linux.html

※各行事へのお問い合わせは、担当または技術開発相談グループへ
 TEL:027-290-3030 FAX:027-290-3040 e-mail:git@tec-lab.pref.gunma.jp


○耳より情報
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 5.「公募型共同研究」「政策課題型共同研究」の実施
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  産業技術センターでは、「公募型共同研究」「政策課題型共同研究」の共
 同研究相手先を募集しております。
【趣旨】「公募型」は、実用化・製品化一歩手前の研究テーマを優先し、製品
    開発を目的とします。
    「政策課題型」は、政策的な行政課題の解決につながる製品開発テー
    マに限定した共同研究です。平成18年度のテーマは「環境」です。
【対象者】群馬県内に主たる事業所を有する中小企業等
【費用】県1/2、企業1/2。
    「公募型」は400万円まで(県の負担は200万円まで)
    「政策課題型」は167万円まで(県の負担は83万円まで)
【決定】外部委員を含む審査会で、実現性・市場性等を考慮して審査します。
【成果物の取り扱い】経費負担に拘わらず、取得物は全て県の所有となります
    が、企業の要望に応じて貸与等を行います。特許権等については別途
    持ち分等の協議を行います。
【募集期間】平成18年3月27日(月)~4月21日(金)
【URL】http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/research/kyodo/h18kenkyukoubo.html
【問い合わせ・申込先】群馬産業技術センター 企画情報グループ
    TEL 027-290-3030  FAX 027-290-3040


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 6.新年度から変わります!
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  産業技術センターでは、平成18年4月1日から色々と変わります。
【グループ】・技術開発相談グループと企画グループが統合され、企画管理グ
     ループになります。
    ・新たに産学官共同研究グループが設置されます。
    ・電子情報グループと計測グループが、情報グループと電子・計測グ
     ループに再編されます。
【使用料・手数料】使用料手数料が改定されます。
 ※URL http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/info/new_charge.html
【受託研修】企業の皆様のご要望に合わせて研修内容を決定できる、受託研修
    制度が創設されます。
【試験・分析の技術レポート作成】依頼試験・分析結果に対して、その解釈を
    補足するレポートを、有料で作成します。
【研究職員派遣】センター職員を企業等の現場に有料で派遣し、技術支援等を
    行うサービスを開始します。
【ホームページ】より使いやすく、リニューアルします。
 
【問い合わせ】群馬産業技術センター TEL 027-290-3030 FAX 027-290-3040


○他の団体からのお知らせ
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 7.各種補助事業のご案内
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  詳しくは、県庁ホームページ http://www.pref.gunma.jp/index.html か
 各問い合わせ先にお問い合わせ下さい。

■■群馬県R&Dサポート事業「企画段階」■■
【補助対象事業】新製品を考案、開発しようとする際の企画段階の活動を支援
    します。ただし、具体的な研究課題があり、事業化と市場性が充分見
    込まれるものに限ります。
   ※既に実用化されている事業や軽微な改良技術、第三者から発注を受け
    て行う企画や開発等は対象になりません。
【補助額限度】補助対象経費と認められる額の1/2以内で、200万円以内
【募集期間】平成18年4月3日(月)~平成18年4月28日(金) 午後5時必着。
【問合せ・申込先】群馬県産業経済局 工業振興課技術支援グループ   
    TEL:027-226-3354

■■群馬県R&Dサポート事業「試作段階」■■
【補助対象事業】中小企業が自ら行う新技術・新製品に関する研究開発で、具
    体的な研究課題に対し、新規性があり、事業化と市場性が十分に見込
    まれるもの。具体的には、機械・装置の高性能化技術、物質・材料等の
    開発利用技術、新製品開発、生産・加工システム・工法等の新技術等の
    研究開発が対象となります。
   ※既に実用化されている事業や軽微な改良技術、第三者から発注を受け
    て行う研究開発、全部又は大部分がソフト開発等は、補助対象外です。
【補助額限度】補助対象経費と認められる額の1/2以内で、750万円以内
【募集期間】平成18年3月23日(水)~平成18年4月20日(木) 午後5時必着。
【問合せ・申込先】群馬県産業経済局 工業振興課技術支援グループ   
    TEL:027-226-3354

■■展示会出展支援事業■■
【補助対象展示会】自社の新技術・新製品の販路を開拓するために行う展示会
    ・見本市等への出展で、平成18年度に開催されるものに限ります。
   ※展示会等は自社以外の主催による事業に参加するもので、原則として
    自社として出展する場合に対象となります。
【補助額限度】対象経費の1/2以内で、50万円以内
【募集期間】平成18年3月27日(月)~ 随時。募集は年間を通じて行っていま
    すが、予算枠があります。
【問合せ・申込先】群馬県産業経済局 工業振興課販路支援グループ   
    TEL:027-226-3359
【URL】http://www.pref.gunma.jp/g/03/tenji_shien/bosyu.htm

■■新技術実用化研究補助■■
【補助対象研究】産学官連携により行う実用化研究に対し補助する制度。基盤
    技術の高度化も対象になります。
【補助額限度】対象経費の2/3以内で、1,000万円以内
【募集期間】平成18年3月23日(金)~平成18年4月20日(木)
【問合せ・申込先】群馬県産業経済局 工業振興課産学連携グループ   
    TEL:027-226-3352

■■政策課題遂行型実用化研究補助■■
【補助対象研究】県の政策課題解決を目的とし、大学等試験研究機関との実用
    化研究への補助尾制度
【補助額限度】対象経費の2/3以内で、1,000万円以内
【募集期間】平成18年3月23日(金)~平成18年4月20日(木)
【問合せ・申込先】群馬県産業経済局 工業振興課産学連携グループ   
    TEL:027-226-3352

□□県の販路支援事業□□
【新製品販売促進支援】県の補助事業や認定制度を利用して企業が開発した新
    技術や新製品を県が直接採用・購入し販路開拓のきっかけを作ります。
【メイドインぐんま発信】東京ビッグサイトで開催される「インターナショナ
    ルギフトショー秋2006」に、群馬県小間を設け、県内の生活雑貨関連
    の企業約20社とともに共同で出店します。
【販路開拓チャレンジ】商社OB等からなる経営支援NPO団体と連携し、市場調
    査や販路開拓に詳しい会員の専門家を中小企業に派遣し、販路に関す
    るアドバイスやマッチングを行います。
【マーケティングアドバイザー】流通業OBやコンサルタント、デザイナーなど
    、商品企画やマーケティングに精通した専門家を企業に派遣し、製品
    企画や販売戦略について助言します。
【貿易振興】日本貿易振興機構(ジェトロ)と連携し、海外取引情報を提供しま
    す。また、(財)産業支援機構と連携し、様々な貿易投資関係の相談に
    応じます。
【問合せ・申込先】群馬県産業経済局 工業振興課販路支援グループ   
    TEL:027-226-3359


○もうちょっと、技術のページ
  気合いを入れて3回続けましたが、今回で一区切りです。このコーナーをも
 っと読みたいという方は、新年度の担当にメールでお伝え下さい。新担当に
 とっても、きっと励みに(またはプレッシャーに)なるでしょう。
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 8.用語の解説【酵母】
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  酵母は生活の大部分を球形あるいは卵形の単細胞で過ごし、出芽(まるで植
 物の発芽のように、もとの酵母細胞から新しい小さな酵母細胞が出てくるの
 でこう呼ばれます)で増殖する真菌類の総称です。同じ真菌類に属するカビや
 キノコと性状が異なるため、通常これらの菌類と区別して取り扱われており、
 "発酵のもと"の意より「酵母」と呼ばれています。
  人類はこの小さな生物を昔から有効に活用してきました。土壌や果実の表
 面に付着している酵母を用いて、アルコール含有飲料(つまり酒)やパン、醤
 油などの発酵食品を作り続けてきました。酵母の生成する物質により味や香
 りに深みの生まれた発酵食品は、日本各地、世界各地でその地域に密着した
 形で今も愛用されています。
  菌体内のぶどう糖の分解は次式で示されます。

   C6H12O6(ぶどう糖)→
        2C2H5OH(いわゆるアルコール)+2CO2(二酸化炭素)

 酒造りの現場では、アルコールの香りと液面のブクブクした泡立ち(二酸化
 炭素)が確認されます。パンがスポンジ状になるのも二酸化炭素のおかげで
 す(焼くとアルコールは飛んでしまいます・・・)。しかし反応はこれだけでは
 なく、酵母の種類によって様々な成分の分解と合成が同時に進行し、それに
 よって、独特の風味が出るわけです。当センター自慢の「群馬KAZE酵母」や
 「美の和酵母」も、独特の風味で高い評価を受けています。なお、ヨーグル
 トなどでは、乳酸発酵という別の発酵様式を利用します。
  酵母というと、一般的にはSaccharomyces cerevisiae(サッカロマイセス・
 セレビシエ)を指します。が、同じサッカロマイセス属でも、各々の種類に
 よって性質が微妙に異なります。利用に当たっては何千、何万の酵母の中か
 ら、最適な種を選び出しているわけです。「群馬KAZE酵母」や「美の和酵母」
 も、そのように選び抜かれた、いわばエリート酵母なのです。

 当センターの研究例
 http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/info/hokokukai/050711gaiyou.html#1
 

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 9.展示会レポート
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  食品バイオグループでは、発酵食品で目覚ましい成果を出していますが、
 もちろんそれだけではなく、世界の美食王もかくや、というくらい様々な食
 材・化工についての知識・技術を有しています。今回は、その情報収集の成
 果の一端をご紹介します。

 【農水省食品総合プロジェクト研究 第2回公開講演会】:今回の講演会は、
 これまでの研究成果について主にin vivo系(ヒト試験)の評価を中心に、6題
 の発表と特別講演1題があった。機能性に関する研究は、機能性成分の探索
 から成分の同定や過剰摂取のリスクについての研究にシフトしているそうで
 ある。今回は様々な食材由来の機能性成分について、in vivo系の試験結果に
 ついて紹介された(機能性の最終評価には、in vivo系試験が必須であ・・・
 http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/info/event/h17/20060215.html

 【第二回味覚セミナー ~来たるユビキタス社会に向けての味の革新技術~】
 :このセミナーでは味覚センサーの現状と利用について、開発者、製造者、
 ユーザーの講演、シンポジウムが行われた。味覚センサーは今まで数値化す
 ることのできなかった味についてのデータ化を可能にし、データベー・・・
 http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/info/event/h17/20060202.html

 最新のレポート  http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/
 今年度のレポート http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/info/event/


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○編集後記
  私は普段あまり体調は崩さない方なのですが、先週1週間は、結膜炎に罹
 っていました。「ほっとけば治る」と思っていたのですが全然よくならず、
 しまいには、顔を合わせるなり「ケンカでもしたんかい?」と聞かれるよう
 なひどい状態に。「これは薬を使わないと治らない」と考え直し、ほとんど
 初めてなのですが、ドラッグストアの薬局コーナーに行きました。いやー、
 薬の種類ってのはたくさんあるんですね。自分の背を超すような棚が全部目
 薬で埋まっているのには驚きました。身近なところにも、まだ見たことのな
 い世界があるものだ、と、妙な感心をしました。
  さて、この一年間「まる得通信」を担当してきましたが、4月からは担当が
 替わります。いや、そうなると思うのですが、この原稿執筆時では来年度の
 ことが分かりません。皆様にお礼も申し上げずに「まる得」から立ち去ると
 なると失礼ですので、ここで、ご挨拶を申し上げておきます。
  「一年間お付き合いいただき、ありがとうございました。4月からも、新担
 当による『まる得』をどうぞよろしくお願いします」

☆☆ 配信案内 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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  通信」にて、『メールマガジン配信希望』のお返事をくださった方、並び
  に案内チラシを御覧になり、配信希望の連絡をいただいた方にお送りして
  います。
 ■よろしかったら、このメールマガジンを皆様のお知り合いやお客様に御紹
  介ください。
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 ■送付先アドレス変更及び配信停止は、次のアドレスへ御連絡ください。

   git@tec-lab.pref.gunma.jp

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 発行:群馬県立産業技術センター 技術開発相談グループ
 問い合わせ先: 
  〒379-2147 前橋市亀里町884-1 群馬産業技術センター
   技術開発相談グループ (担当 石田)
  Tel:027-290-3071(音声案内後608) 027-290-3030(代表)
 Fax:027-290-3040 E-mail:git@tec-lab.pref.gunma.jp

 ●掲載記事の転載・転用を希望する場合は、上記まで御連絡ください。
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