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■ 群馬県立産業技術センターまる得通信めーる版
■ ■■ 第32号 2006. 3.10(金)発行
■ ■ 群馬県立産業技術センター
■■■■ Gunma Industrial TEchnology Center
■GITEC□ 今号の目次 □GITEC■GITEC■GITEC■
●今号オススメの行事!
1.(新着)研究成果発表会 ~産学官連携が開く未来~
○産業技術センターが主催等するイベント等の情報
2.食品商品開発研修会
3.技術講演会「MEMS(微小電気機械システム)の未来
センサネットワークの発展がもたらす可能性」
4.(新着)第1回初心者向けWindowsXPネットワーク入門セミナー
5.(新着)第1回初心者向け無線LAN入門セミナー
○他の団体が主催する行事
6.(新着)R&Dサポート事業 産学官連携推進補助 募集説明会・成果発表会
○もうちょっと、技術のページ
7.用語の解説【電気用品安全法(電安法)】
8.展示会レポート
○耳より情報
9.東毛産業技術センター開放研究室の入居者募集中!!
■GITEC■GITEC■GITEC□ 2006. 3.10. Fri. □GITEC■
●今号オススメの行事!
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1.(新着)研究成果発表会 ~産学官連携が開く未来~
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【日時】平成18年3月20日(月) 13:00-15:30
【場所】東毛産業技術センター(太田市) 第一研修室
【内容】基調講演「産学官連携活動について-新製品新技術創出-」
サンデン(株) 鈴木北吉氏
「鋳造品切削レスを実現する精密複合ネットシェイプ金型と多数個取り
セミソリッド工法に関する研究開発」 サンデン(株) 斉藤克彦氏
「個別プレス機械対応次世代型合わせ技術に関する研究開発」
富士重工業(株) 木村美喜雄氏
「生産管理のための支援ツールの開発」
群馬産業技術センター 坂本明子
【参加費】無料
【申込締切】平成18年3月17日(金)
【URL】http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/seminar/kosyu/060320rrsymp.html
※各行事へのお問い合わせは、担当または技術開発相談グループへ
TEL:027-290-3030 FAX:027-290-3040 e-mail:git@tec-lab.pref.gunma.jp
○産業技術センター主催・共催のイベント等の情報
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2.食品商品開発研究会
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【日時】平成18年3月15日(水) 13:20-16:30
【場所】群馬産業技術センター(前橋市) 第一研修室
【内容】講演会「食の安全安心ブランド調査について」日経BP社 中野栄子氏
商品開発事例発表(産官学の研究開発事例の紹介)
上毛食品工業(株) (株)新進 高崎健康福祉大 群馬産業技術センター
【受講料】無料
【申込締切】平成18年3月14日(火)
【URL】http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/seminar/kosyu/060315food.html
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3.技術講演会「MEMS(微小電気機械システム)の未来
センサネットワークの発展がもたらす可能性」
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【日時】平成18年3月17日(金) 10:00-12:00
【場所】群馬産業技術センター(前橋市) 多目的ホール
【内容】講演「近年のMEMSの動向と将来性」「光MEMSの紹介」
「パッケージング技術の紹介」「『食の安全のためのアニマルウォッ
チセンサネット』プロジェクトの紹介」
【受講料】無料
【申込締切】平成18年3月16日(木)
【URL】http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/seminar/kosyu/060317mems.html
※各行事へのお問い合わせは、担当または技術開発相談グループへ
TEL:027-290-3030 FAX:027-290-3040 e-mail:git@tec-lab.pref.gunma.jp
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4.(新着)第1回初心者向けWindowsXPネットワーク入門セミナー
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【日時】平成18年4月11日(火) 9:30-16:30 (6時間)
【場所】群馬産業技術センター(前橋市) コンピュータ実験室
【内容】WindowsXPを用いて、社内や事務所内にネットワークを構築しファイル
やプリンタ等の外部機器を共有できるようにする技術を学びます。
【受講料】2,500円(予定。県外企業は1.5倍の3,750円)
【申込締切】平成18年4月7日(金)
【URL】http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/seminar/kosyu/060411xp_network.html
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5.(新着)第1回初心者向け無線LAN入門セミナー
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【日時】平成18年4月13日(木) 9:30-16:30 (6時間)
【場所】群馬産業技術センター(前橋市) コンピュータ実験室
【内容】ケーブル配線や工事が不要な無線LANの構築や利用法までを、実習を通
して学んでいただくセミナーです。
【受講料】2,500円(予定。県外企業は1.5倍の3,750円)
【申込締切】平成18年4月7日(金)
【URL】http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/seminar/kosyu/060413wirelesslan.html
※各行事へのお問い合わせは、担当または技術開発相談グループへ
TEL:027-290-3030 FAX:027-290-3040 e-mail:git@tec-lab.pref.gunma.jp
○他の団体が主催する行事
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6.(新着)R&Dサポート事業 産学官連携推進補助 募集説明会・成果発表会
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【日時】平成18年3月22日(水) 13:00-16:00
【場所】群馬産業技術センター(前橋市) 多目的ホール
【主催】群馬県工業振興課
【内容】H18年度のR&Dサポート、産学官連携推進補助、公募型共同研究、もの
づくり支援事業 の募集説明および成果発表を行います。
【参加費】無料
【申込】事前申込は不要です。当日直接会場にお越し下さい。
【URL】http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/seminar/kosyu/20060322RandD.html
○もうちょっと、技術のページ
前回からこのようなコーナーを作ってみました。とりあえず一発屋を越え
たので、次は三日坊主を目指します。
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7.用語の解説【電気用品安全法(電安法)】
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【a.法改正の概要】
以前は「電気用品取締法」と呼ばれていましたが、平成11年に改正、13年
に施行されました。改正の趣旨は国から民への規制緩和で、改正以前は国の
指定検査機関による認可登録(試験)が必要でしたが、改正後は第三者の登録
検査機関による適合性検査でよいということになりました。また、安全を確
保できないと目される機器の流通を阻止することが大前提となっています。
この法改正では、新製品を扱う事に関しては取り立てて大きな変化はあり
ません。新製品を輸入・製造しようとする場合には、
1.その電気製品が規制の対象か否かの確認
2.対象品を製造・輸入する場合、事業届出
3.対象品に対し、基準適合確認検査
4.対象品が特定電気用品に該当する場合、登録検査機関で適合性検査
5.製造・輸入した電気用品について、自主検査(全量検査の場合もある)
大雑把にはこのような流れとなります。
【b.当センターの対応】
なお、この法改正で要求される主要な検査は、耐電圧試験と絶縁抵抗試験
です。これらの試験は当センターで実施可能ですが、当センターは登録検査
機関ではありませんので認証はできません(通常の依頼試験は行えますが、
その成績書では適合性検査の認定証にはなりません)。
【c.世間で問題になっている点】
平成13年の施行から5年、一部の製品の経過措置がこの3月いっぱいで切れ
ます。経過措置が切れると、PSEマーク(PS=Product Safety、E=Electrical
appliance & materials)の付いていない対象製品を業として売買できなくな
ります。このことが差し迫ってきた今、法改正に対し批判が起こっています。
法改正の周知が不徹底だったことも理由の一つですが、最大の理由は中古品
流通の大きな妨げとなることです。詳しいことに触れる余裕はないのですが、
一言で言えば趣味の世界ではビンテージものの電子楽器が問題となり(この
点が現時点で最も騒がれています)、ビジネスの世界では会社が所有する機
器の減価償却に問題が生じます。
もう少し詳しく説明すると、以下の5番の様な事態が起こりうる、という
ことです。
1.電気用品安全法の対象外の機器(パソコン本体等)は、法改正に関係しな
い。
2.対象機器であっても、PSEマークが付いていれば、これも問題ない。
3.PSEマークを付けるべきなのに付いていない対象機器(以下「対象機
器」)であっても、所有し使用し続けることは構わない。
4.個人が「対象機器」を売却することも、事業と見なされない程度であれ
ば問題にはならない。
5.しかし、「対象機器」を業として販売するには大変な手間が掛かるよう
になるので、中古品販売業者が引き取りを手控え、中古市場が縮小する、
場合によっては中古市場が崩壊する可能性がある。
実際、「対象機器」にベルトコンベアー、包装機械、荷造機械、事務用印
刷機(以上、4種は今年3月いっぱいで経過措置が切れます)等も含まれてい
ます。今後の動きを注視する必要があります。
【d.本件に関する問合せ先】
関東経済産業局 産業部消費経済課 製品安全室 TEL:048-600-0409
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/outline/madoguchi.htm
【e.本件に関する参考URL】
(概要[経済産業省HP])http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/
(問題点)http://www8.atwiki.jp/denkianzen/pages/28.html
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8.展示会レポート
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電気用品安全法に深く関係するレポートはありませんが、「安全性の規格」
と「故障解析」ということで、こちらのレポートを御紹介します。
【機器・部品の疲労解析セミナー レポート】:機械・構造物の使用環境は年
々過酷になる傾向にあり、一方製品の安全性や信頼性に対する社会的要請も
高まっている。
このような社会の基盤技術である機械・構造物の信頼性保証技術の確立が
求められている中、安全性の要となる疲労解析技術向上のため、「機・・・
http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/info/event/h17/20060224.html
最新のレポート http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/
今年度のレポート http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/info/event/
○耳より情報
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9.東毛産業技術センター開放研究室の入居者募集中!!
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産業技術センターでは、研究開発などを行う県内中小企業の方にセンター
内の研究室(開放研究室)をお貸ししております。現在、東毛産業技術セン
ターに空きがあり、入居者を募集しております。
■開放研究室(東毛産業技術センター)の概要■
【ここがウリです!】
・技術支援体制が整っています。
→ 最新の機器類を手近に使うことができます。
→ その道の専門家のセンター職員が、いつでも近くにいます。
・部屋の施錠はICカードです。
→ 個別管理のため、1年365日、土日・夜間も自由にご利用いただけます。
→ セキュリティーは万全です。
・センター内の会議室・研修室の利用料が半額になります。
→ 充分な広さの会議室がリーズナブルに確保できます。
【基本情報】
・床面積 75平方メートル
・部屋の使用料金:1ヶ月 87,000円(電気料・水道料は別途負担)
※ 群馬県内に住所または事業所を有する方以外の使用料は、1.5倍に
なります。
【詳細情報】
http://www.tec-lab.pref.gunma.jp/setsubi/incubation/kaihou.html
【問い合わせ・申込先】
群馬産業技術センター 技術開発相談グループ 中村
TEL 027-290-3030 FAX 027-290-3040
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
○編集後記
もう終わってしまいましたがトリノ五輪、荒川選手の金メダルはドラマで
したね。荒川選手の半生から代表選考、SP・フリーの演技、優勝、・・・、
そういった一連の流れが長編小説のようにも思われました。
ところで、以前は五輪を観戦するといっても「すごいなー、きれいだねー」
とかせいぜい「着地を失敗したな」というくらいの見方しかしていませんで
した。でも、今回は技の名前・得点や比較的知られていなかった競技のルー
ルとか、そういった情報が随分出回っていたような気がします。もちろんネ
ットやマスコミからの情報が主なのですが。ただ、私だけではなく社会全体
が、そういう細かい情報をキチンと取捨選択し利用できるようになってきた
のかとも思います。こういうことこそが「情報化社会への適応」なのではな
いでしょうか。
情報化社会がこんな風に楽しく、こんな風に自然に進展するのなら、「情
報化社会を生き残る」なんて大上段に構えて、取り越し苦労をしなくてもい
いのかも知れません。
☆☆ 配信案内 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■このメールは、当センターが発行するFAX版「産業技術センターまる得
通信」にて、『メールマガジン配信希望』のお返事をくださった方、並び
に案内チラシを御覧になり、配信希望の連絡をいただいた方にお送りして
います。
■よろしかったら、このメールマガジンを皆様のお知り合いやお客様に御紹
介ください。
■このメールは、等幅フォントを使ってお読みください。
■送付先アドレス変更及び配信停止は、次のアドレスへ御連絡ください。
git@tec-lab.pref.gunma.jp
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発行:群馬県立産業技術センター 技術開発相談グループ
問い合わせ先:
〒379-2147 前橋市亀里町884-1 群馬産業技術センター
技術開発相談グループ (担当 石田)
Tel:027-290-3071(音声案内後608) 027-290-3030(代表)
Fax:027-290-3040 E-mail:git@tec-lab.pref.gunma.jp
●掲載記事の転載・転用を希望する場合は、上記まで御連絡ください。
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