群馬県立産業技術センター

Gunma Industrial Technology Center

(10/24)EMC技術講習会の開催について


   雑音端子電圧試験(伝導ノイズ)や電磁界試験(放射ノイズ)などのエミッション試験でノイズレベルの規格値をクリアできず、苦慮されたことはありませんか?また、客先の精密機器にノイズ障害を与えクレームを受けたことはありませんか?
   本セミナーでは、エミッション対策で重要な、接地、グランド、シールド対策に重点を置き、基礎から実践技術までをわかりやすく解説します。 事前に、接地・グランド・シールドなどについての質問やノイズ対策全般についての素朴な疑問を受け付け、セミナーの中で可能な限り回答していきたいと思います。本セミナーでご紹介するエミッション対策の考え方を、製品開発・規格試験・ノイズ対策の現場でご活用下さい。

募集中

日時 令和7年10月24日(金)13:30~17:00
会場 東毛産業技術センター 群馬県太田市吉沢町1058-5 2階 第1研修室
受講対象 ノイズ対策について基礎から学びたい方、及び実務で携わっている方
定員 20名
参加費 無 料
講師 (株)電研精機研究所 ノイズトラブル相談室 平田 源二 氏
電磁技術係職員
内容 テーマ1:<エミッション対策のための> 接地・グランド・シールド 技術(3時間)
講師:(株)電研精機研究所 ノイズトラブル相談室 平田 源二 氏
内容:
1.エミッション対策の基礎

(1)用語の理解(EMI/EMS/EMC)
(2)ノイズの伝搬経路(ラインノイズ/放射ノイズ)について
(3)エミッション対策に関わる2つのリターンループ
(4)ノイズはノーマルモードループで発生する
(5)エミッション対策とコモンモードループ
(6)雑音端子電圧の抑制のポイント

2.エミッション規格試験に合格しても客先でノイズ障害が起こりえる3つの要因

(1)日本の接地環境がもたらすコモンモードループ障害の発生
(2)偶発的に発生するエミッションノイズ障害の要因
(3)150kHz以下のエミッション対策が盲点

3. エミッションノイズ防止性能を向上させる最新手法

(1)電磁シールドによるエミッション対策
(2)エミッション対策はコモンモードループを形成させない「ノーマル化」

4.質疑応答

5. サーボ&インバータによるノイズ対策実演

テーマ2:東毛産業技術センターのEMC関連設備の紹介(30分)
講師: 電磁技術係職員
内容: EMC関連機器の紹介
申込方法 下記URL(あるいはQRコード)にアクセスし、必要事項を入力の上、
お申し込みください。
お申し込みURL : https://forms.office.com/r/W2eUMJ3JaP

※Web申し込みがご利用できない方は、担当までお問い合わせください
申込締切 申込〆切:令和7年10月20日(月)
※定員に達した場合等、早期に締め切ることがあります。
お問い合わせ 東毛産業技術センター 電磁技術係
TEL:0276-40-5090
メールアドレス:takada-t@pref.gunma.lg.jp
担当者 東毛産業技術センター 電磁技術係 高田
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