研究開発の概要 | 株式会社ダンボワークスとの研究(平成29年度)により、車いす利用者が良好な座位姿勢を確保できるシーティング機能を備えた車いすを開発した。 従来の車いすは、座面や背もたれを利用者の身体寸法や座位姿勢・状態に合わせることが困難であったため、車いす上での姿勢不良から二次障害(褥瘡や拘縮など)のリスクが発生していた。そこで、座面や背もたれを調整可能にするシーティング機能を搭載するとともに、フレームにアルミ合金を利用することで溶接箇所を少なくし、安定性や快適性を考慮したシーティング対応車いすを実現した。 |
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製品サンプルの特徴 | 座面や背もたれ、足台を利用者に合う高さに変更できるシーティング機能を備え、さらに利用者によって異なる座面クッションやバックサポートを取り付けられる構造とすることで利用者の良肢位での姿勢保持が可能となる。 従来の車いすに使用されていたフレームを鉄製パイプからアルミ製パイプに置き換えることで溶接点数を削減するとともに生産性向上を図り、さらに車いす重量の軽量化を実現した。 |
産業技術センターの役割 | 産業技術センターでは、車いすフレームの材質を鉄からアルミに変更した際の強度評価及びアルミ製パイプの外径及び肉厚の最適構造の設計支援を行った。 |
課題および今後の予定 | 製作コスト面で課題があるため、製品の基本仕様の再検討を行い、販売価格を抑えるための仕様変更を行う。 |
共同研究企業等 | 株式会社ダンボワークス ( 邑楽郡明和町 代表取締役:深浦 学) 担当者:板山寛昭 |
担当者名 | 群馬産業技術センター 応用機械係:岩沢知幸、生産システム係:青栁大志、 研究調整官:有馬東良 |
研究開発の概要 | 株式会社ダンボワークスとの研究(平成29年度)により、車いす利用者が良好な座位姿勢を確保できるシーティング機能を備えた車いすを開発した。 従来の車いすは、座面や背もたれを利用者の身体寸法や座位姿勢・状態に合わせることが困難であったため、車いす上での姿勢不良から二次障害(褥瘡や拘縮など)のリスクが発生していた。そこで、座面や背もたれを調整可能にするシーティング機能を搭載するとともに、フレームにアルミ合金を利用することで溶接箇所を少なくし、安定性や快適性を考慮したシーティング対応車いすを実現した。 |
製品サンプルの特徴 | 座面や背もたれ、足台を利用者に合う高さに変更できるシーティング機能を備え、さらに利用者によって異なる座面クッションやバックサポートを取り付けられる構造とすることで利用者の良肢位での姿勢保持が可能となる。 従来の車いすに使用されていたフレームを鉄製パイプからアルミ製パイプに置き換えることで溶接点数を削減するとともに生産性向上を図り、さらに車いす重量の軽量化を実現した。 |
産業技術センターの役割 | 産業技術センターでは、車いすフレームの材質を鉄からアルミに変更した際の強度評価及びアルミ製パイプの外径及び肉厚の最適構造の設計支援を行った。 |
課題および今後の予定 | 製作コスト面で課題があるため、製品の基本仕様の再検討を行い、販売価格を抑えるための仕様変更を行う。 |
共同研究企業等 | 株式会社ダンボワークス ( 邑楽郡明和町 代表取締役:深浦 学) 担当者:板山寛昭 |
担当者名 | 群馬産業技術センター 応用機械係:岩沢知幸、生産システム係:青栁大志、 研究調整官:有馬東良 |