群馬県立産業技術センター

Gunma Industrial Technology Center

無電極プラズマランプを使ったイカ釣り用漁灯のご紹介

研究開発の概要  仁光電機株式会社と実施した平成28年度受託研究において、無電極プラズマランプを使ったイカ釣り用漁灯を大型配光測定システムで測定し、洋上における実証試験前後で照明効率の低下などの経年変化を評価した。
製品サンプルの特徴 ・イカ釣り漁業における照明利用
イカ釣り漁業は、漁船の甲板上に高輝度の漁灯を点灯させ、船下に集まったイカを釣り上げる。従来のメタルハライドランプは消費電力が大きく、全方位に光が放射し、海水面を照射する割合が少ない。また、LED灯を利用した漁灯は導入時のイニシャルコストが高く、省エネ効果による投資回収の見通しが不透明で、普及に至っていない。
・無電極プラズマランプを使ったイカ釣り用漁灯
無電極プラズマランプは、発光管内が高周波によって化合物(金属沃化物)が蒸発して、ガスが電離した後のプラズマ発光(白色光)を使い、半放物面を基調としたステップ付の反射鏡で水平方向に配光制御することで、広い範囲からイカを集める機能を損なわず照明効率を向上させ、エネルギー消費量を低減させた。
産業技術センターの役割 大型配光測定システムによる配光測定を行った。
課題および今後の予定 水産庁補助事業平成28年度新技術効果実証試験事業(水産業の省エネ・低コスト新技術導入加速化事業)に採択され、実証試験を実施している。
共同研究企業 株式会社仁光電機(北海道函館市 代表取締役 柏谷和仁)
担当者:柏谷和仁
水産工学研究所(茨城県神栖市)
担当者:高山 剛
担当者名 東毛産業技術センター 光計測係 世取山重剛
研究開発の概要  仁光電機株式会社と実施した平成28年度受託研究において、無電極プラズマランプを使ったイカ釣り用漁灯を大型配光測定システムで測定し、洋上における実証試験前後で照明効率の低下などの経年変化を評価した。
製品サンプルの特徴 ・イカ釣り漁業における照明利用
イカ釣り漁業は、漁船の甲板上に高輝度の漁灯を点灯させ、船下に集まったイカを釣り上げる。従来のメタルハライドランプは消費電力が大きく、全方位に光が放射し、海水面を照射する割合が少ない。また、LED灯を利用した漁灯は導入時のイニシャルコストが高く、省エネ効果による投資回収の見通しが不透明で、普及に至っていない。
・無電極プラズマランプを使ったイカ釣り用漁灯
無電極プラズマランプは、発光管内が高周波によって化合物(金属沃化物)が蒸発して、ガスが電離した後のプラズマ発光(白色光)を使い、半放物面を基調としたステップ付の反射鏡で水平方向に配光制御することで、広い範囲からイカを集める機能を損なわず照明効率を向上させ、エネルギー消費量を低減させた。
産業技術センターの役割 大型配光測定システムによる配光測定を行った。
課題および今後の予定 水産庁補助事業平成28年度新技術効果実証試験事業(水産業の省エネ・低コスト新技術導入加速化事業)に採択され、実証試験を実施している。
共同研究企業 株式会社仁光電機(北海道函館市 代表取締役 柏谷和仁)
担当者:柏谷和仁
水産工学研究所(茨城県神栖市)
担当者:高山 剛
担当者名 東毛産業技術センター 光計測係 世取山重剛