電気電子機器の開発では、ノイズによる誤動作が発生しない様に定められたノイズ試験に対応することが必須となります。一方、現代社会ではさまざまな電子機器が開発され、それに対応したノイズ試験の規格も年々変化しています。今回、ノイズ放射測定及びノイズ耐性の最新の規格に対応するために、以下の装置を導入致しました。
◆1GHz超の放射エミッション測定装置(手数料A、使用料D)
情報機器に対するCISPR22やVCCI、車載機器に対するCISPR25、電気用品安全法等の規格に対応して1GHz以上での放射エミッション測定が可能となりました。
◆ラインノイズ試験装置(手数料B、使用料E)
最新の規格に対応したバースト試験装置と新規にインパルス試験(矩形波)を導入し、電源ラインや信号ラインにノイズを印加した機器の耐性試験が可能となりました。
◆低周波EMC計測装置(手数料C、使用料F)
電源ラインを通じて商用電源等に影響を与える高調波電流測定とフリッカ測定の装置による最新規格での測定が可能となりました。
また、機器の導入により、依頼試験手数料及び設備機器使用料が変更となります。
(A-1)試験内容 EMI測定試験(3メートル電波暗室)(H23)
(A-2)単位 1時間につき
(A-3)手数料 10,200円
(B-1)試験内容 EMI測定試験(シールドルーム)(H23)
(B-2)単位 1時間につき
(B-3)手数料 5,240円
(C-1)試験内容 EMS試験(シールドルーム)(H23)
(C-2)単位 1時間につき
(C-3)手数料 3,490円
(D-1)機器名称 広帯域3メートル法電波暗室
(D-2)単位 1時間につき
(D-3)手数料 6,010円
(E-1)機器名称 高調波/フリッカ測定装置
(E-2)単位 1時間につき
(E-3)手数料 510円
(F-1)機器名称 EMS測定システム(バースト/インパルス試験)
(F-2)単位 1時間につき
(F-3)手数料 300円
※導入機器の利用と料金の適用は平成26年4月1日からとなります。