名称 | デジタル型粘度計 |
---|---|
メーカー | 東機産業株式会社 |
型式 | TVB-10型 |
仕様 |
デジタル型粘度計は、これまで粘度測定の際に多用されていたB型粘度計の後継機として開発された装置です。測定原理はB型粘度計のシステムを維持しつつ、最新の電子制御技術を採用し、次のような特徴を有しています。 ①耐久性の向上:トーションワイヤと磁気軸受を採用することにより、従来のB型粘度計のピボット宝石軸受のように経時劣化することなく、優れた性能が長期間に渡り維持されます。 ②簡単なロータ着脱:ロッド挿入方式を採用。従来のねじ込み方式に比べて、ロータの着脱が極めて短時間に完了できます。 ③多彩な機能を標準装備:時間オートストップ測定やユーザ固有の使用条件を設定できます。 【仕様】 粘度測定精度:±1.0%以内 粘度再現性:±0.2%以内 粘度測定範囲:粘性トルクの10~100% 使用温湿度範囲:0~40℃、~90%RH 電源入力:AC100V 外形寸法:W105・H290・D250 重量:約6kg(スタンド含む) |
用途 |
液体中で円筒または円盤を回転させた時に生じる粘性抵抗トルクを測定します。ロータと回転数の組み合わせにより様々な範囲の粘度が測定できます。 サンプル量は、ロータを浸漬した時にロータ軸に示すマークの水準まで液面が来ることが必要です。概ね500~1000ml程度あれば十分測定可能です。 ほとんどの食品試料は非ニュートン粘性を示しますが、これら非ニュートン流体の粘度を測定する際に、回転速度を変えて測定できるデジタル型粘度計は便利です。 ※測定対象は、食品および食品用素材に限らせていただきます。 |
分類 | 食品の物性測定 |
購入年度 | 2015年度 |
設置場所 | 群馬産業技術センター(前橋) |
補助事業名 |
|