群馬県立産業技術センター

Gunma Industrial Technology Center

材料試験システム(100kN)のご紹介


~ 金属材料の各種強度試験を高精度に行うことができます ~

群馬産業技術センターに「材料試験システム(100kN)」(Instron5982型)を導入しました。

機械金属工業分野などにおける材料物性の調査・研究開発等に是非ご利用ください。

機器名 材料試験システム
型式 5982
メーカー名 インストロン株式会社
外観写真
このような試験が可能です (用途) (1)鉄鋼、非鉄金属などの引張試験、圧縮試験、曲げ試験等が行えます。
(2)恒温槽により、各種温度条件(-60℃~300℃)での試験が可能です。
(3)ビデオ伸び計により応力-ひずみ線図等を取得でき、またデジタル画像相関法(DIC)による評価により、局部的なひずみ、ひずみ分布および換算応力分布などの算出が可能です。
仕様
■最大容量
100kN(小負荷用 1kN)
■荷重精度
・100kNロードセル使用時:100N~100kNの範囲で指示値の±0.5%以下
・1kNロードセル使用時:1N~1kNの範囲で指示値の±0.5%以下
■クロスヘッド
・移動量 1800mmまで
・試験速度 0.00005~1000mm/min
・クロスヘッド変位測定誤差±0.02mm、読取り±0.05%以下
■治具
・引張用平板チャック:幅50mm、厚さ0~25mm、試験片両端(把持部)各50mm以上を推奨
・引張用丸棒チャック:直径φ7~25mm、試験片両端(把持部)各50mm以上を推奨
・圧縮用プレート:φ150mm、φ250mm、φ300mm、各上下2枚
・曲げ用治具:
3点/4点曲げ試験が可能
適応試験片・・・奥行き50mmまで、下部支点間距離30~250mm、
上部ポンチφ5、10、25mm、下部支点φ10、25mm
■ビデオ伸び計
・2点間距離測定法により、縦ひずみ、横ひずみ同時計測が可能
・最高取り込み速度50Hzで、デジタル画像相関法(DIC:Digital ImageCorrelation)による評価が可能
■恒温槽(二元冷凍式)
・温度範囲 -60℃~300℃
・温度精度 ±2℃
・内部寸法 幅400mm×奥行400mm×高さ660mm
■その他
・試験機ベース面:幅500×奥行き500mmTスロット溝付き定盤
・荷重、変位信号等を電圧値として出力するアナログBNC出力
・ひずみゲージ値等を電圧値として入力するアナログBNC入力
・バウジンガー効果測定治具(JIS Z2241 13B t0.5-4.5mm用)
・5kNまでの空圧グリップ(エアチャック)
設置場所 群馬産業技術センター(前橋)
担当係 応用機械係
連絡先 TEL:027-290-3030
導入年度 令和2年度
補助事業名 2020年度 公益財団法人JKA小型自動車等機械振興補助事業
(オートレースの補助)