次世代EV対応交直流磁化特性解析装置のご紹介
~各種磁性材料の直流磁化特性および交流磁化特性を評価することができます~
直流から高周波における各種磁性材料の評価、EV用モータの動作状態と同じ条件のインバータ励磁による特性評価や、金属系磁性材料や圧粉磁性材料、薄帯磁性材料等の次世代材料の磁気特性の評価などが可能です。
直流から高周波における各種磁性材料の評価、EV用モータの動作状態と同じ条件のインバータ励磁による特性評価や、金属系磁性材料や圧粉磁性材料、薄帯磁性材料等の次世代材料の磁気特性の評価などが可能です。
機器名 | 次世代EV対応交直流磁化特性解析装置 |
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型式 | MTR-3487 |
メーカー名 | メトロン技研 |
外観写真 | 次世代EV対応交直流磁化特性解析装置 本体 |
このような試験が可能です (用途) | ■直流磁化特性(軟質材料) 軟質磁性材料の直流BH特性、マイナーループ測定、ヒステリシス損失の測定 高磁場による飽和磁束密度の特性 ステンレスの様な非磁性材料の比透磁率測定 ■直流磁化特性(硬質材料) 永久磁石の減磁特性、最大エネルギー積などの測定 磁性粉体の磁化特性、圧粉磁性体の直流BH特性 ■交流磁化特性(低周波) 電磁鋼板の交流ヒステリシス特性、鉄損特性、周波数特性、波形試験など 正弦波以外(PWM波/PAM破/三角波/矩形波)の任意波形による磁化特性 大容量励磁電源とマッチングトランスによる広範囲の磁化特性評価 ■交流磁化特性(高周波) フェライトや圧粉磁性材料の高周波の磁気測定 ■インバータ励磁特性 真のインバータ励磁による交流BH特性の測定、鉄損測定 基本周波数、キャリア周波数、変調率よりPWM波形を作成してインバータを 駆動 ■その他の機能・試験 ディジタル波形演算による磁束正弦波制御機能 直流偏磁試験 自動消磁機能 |
仕様 | ■直流電源部 最大電力 2 000 VA(松定プレシジョン社製 POS60-33.3) 電圧 ±60 V 電流 ±33.3 A ■交流低周波電源部 最大電力 2 000 VA(松定プレシジョン社製 POS60-33.3×2台(BLT接続)) 周波数帯域 DC~200 kHz (常用:商用周波数~100 kHz) マッチングトランス 2次側:50 V/40 A、120 V/17 A、300 V/7 A ■交流高周波電源部 最大電力 200 VA 電圧 50 Vrms 電流 4 Arms 周波数帯域 DC~1 MHz ■インバータ電源部 最大電力 3 000 VA(松定プレシジョン社製 PKT330-25) (磁気測定の最大励磁は1 600 VA) 直流電圧 0~350 V 直流電流 0~25 A 最大周波数 1 000 Hz(基本波)、100 kHz(キャリア波) スイッチング速度 最大100 ns、スイッチングパルス幅 最小1μsec ■測定治具部 商用エプスタイン測定枠(DC、25 Hz~200 Hz) 最大15 kA/m 高周波数エプスタイン測定枠(DC、25 Hz~10 kHz) 最大2 kA/m 高磁場エプスタイン測定枠(DC、25 Hz~100 Hz) 最大 50 kA/m 3×10 cm単板測定枠(DC、25 Hz~10 kHz) 最大30 kA/m 6×6 cm単板測定枠(DC、40 Hz~10 kHz) 最大30 kA/m リング試料測定枠(外径45 mmφ、内径33 mmφ、厚み10 mm以下) 最大2kA/m 微小単板測定枠(5 mm×20 mm、厚み0.2 mm~1 mm)最大10 kA/m 低透磁率測定枠(試料長20 cm以上、断面積10 mmφ以下)最大 80 kA/m 薄帯用測定枠(3 cm×10 cm、厚み0.02 mm~0.5 mm)最大6 kA/m、ヨーク: 低損失フェライトコア 汎用端子台(1次、2次 ジョンソン端子) 電磁石型磁化器(DC、15 kOe/cm) ・磁極間隔 0 mm~60 mm可変 ・磁極径 80 mmφ 純鉄製 ・J検出コイル 内径20 mm、巻数23回、厚み2 mm ・J/H検出コイル 内径50 mm、巻数13回、厚み2 mm ・H検出コイル H定数 66.02 cm2-t、厚み2 mm ・磁性粉末検出コイル 巻数3 000回、外径7 mmφ×高さ50 mmの試験管を 挿入可 |
設置場所 | 群馬産業技術センター(前橋) |
担当係 | 電子機械係 |
連絡先 | TEL:027-290-3030 |
導入年度 | 平成30年度 |
補助事業名 | 地方創生拠点整備交付金事業 |