群馬県立産業技術センター

Gunma Industrial Technology Center

メールマガジン 第5号


■■■■ 群馬県立産業技術センターまる得通信めーる版(第5号)

■ ■■   群馬県立産業技術センター
■  ■     Gunma Industrial Technology Center
■■■■      2004.5.25(火)発行

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♪♪♪♪♪ 第5号の目次です ♪♪♪♪♪

○産技セ主催セミナー等の情報
 ・デジタル・オシロスコープ入門セミナー(04/6/7)
 ・超初心者向けホームページ作成セミナー(04/6/15・17)
 ・PLC入門セミナー         (04/6/22 ~ 25)
 ・品質工学入門セミナー

○科学技術週間関連行事レポート
 ・ポスター発表要旨 <1>

○技術情報

○編集後記

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○産技セ主催セミナー等の情報

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☆ デジタル・オシロスコープ入門セミナー開催の御案内
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【内  容】
 ■演  題 『デジタル・オシロスコープ入門』
 ■講  師 日本テクトロニクス(株) 西澤 猛 氏
 ■講演内容 デジタル・オシロスコープの基本構造、基本動作、基本性能に関
       して実習を通して習得します。具体的には、オシロスコープとは
       (ART、DSO、DPOの違い)、トリガについて(実習:ト
       リガカップリング、ソース、モード、プローブの補正他)、アナ
       ログ部基本性能(実習:帯域による立上り時間の違い)、デジタ
       ル部基本性能(実習:時間軸とサンプルレート)、ズーム、遅延
       取込(実習:ズーム、遅延取込)、アクイジション・モード(実
       習:アベレージング、エンベロープ、ピーク・ディテクト)、エ
       イリアシング、自動測定(実習:カーソルと自動測定の比較、自
       動測定)等について学びます。

【日  時】  平成16年6月7日(月)10:00~16:00

【場  所】  群馬産業技術センター 交流棟2階 第1研修室(E-202)

【受講対象】 オシロスコープを余り使った事がない方、これから使われる方、
       もう一度基本から知りたいという方、デジタル・オシロスコープ
       の基礎を学びたい方。

【定  員 】 30名

【受講料】 無料

【申込方法】  セミナー名、会社名、所 属、参加者名、電話番号、FAX番
        号を記載してFAX又は郵送でお申し込み下さい。

【申込締切】  平成16年6月2日(水)まで

【担  当】  電子情報グループ 葛西



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☆ 超初心者向けホームページ作成セミナー開催のご案内
   ~ホームページの作成方法が習得できます~
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【目  的】 最近の情報通信技術の発展、グローバル化などにより、インタ
        ーネットを使用した情報発信や電子商取引等が盛んに行われて
        おり、中小企業においても生き残りをかけてインターネット等
        に取り組んでいかなければなりません。会社案内や製品紹介の
        情報を掲載するホームページを作成してWebサイトで発信した
        り、これまで取引のなかった地域へ販路を広げるためにインタ
        ーネット通販用のホームページを作成したり、顧客からの問い
        合わせを電子メールで受けとるホームページを作成したり、Web
        アンケートを実施してユーザからの意見を集めるホームページ
        を作成する等ホームページは多岐わたり利用、活用されており
        ます。
         そこで今回は、上記のホームページを作成し、Webサイトにホ
        ームページを登録、閲覧するという一連の手順について実習す
        るセミナーを行い、ホームページの作成方法を習得していただ
        くことを目的といたしました。

【内  容】  ハーブのホームページ、自己紹介ページ、ハーブの育て方ペー
        ジ、観察日記ページなどの作成を通して、ホームページ作成方
        法を収得していただき、最終的には、会社のトップページ、会
        社案内のページ、製品紹介のページ、新着情報のページ、など
        が自力で作成できるまでを目標とします。

   §1日目: 平成16年6月15日(火) 9:30 ~ 16:30(6時間)
         ホームページの作成基礎編
      (ホームページビルダを使用して基礎的な技術を習得する)
   §2日目: 平成16年6月17日(木) 9:30 ~ 16:30(6時間)
         ホームページの作成、公開、閲覧編
        (ホームページの作成、公開、閲覧の技術を習得する)

    ◎講師: 群馬産業技術センター 電子情報グループ 葛西哲也


【日  時】  平成16年6月15日(火)、17日(木)2日間(12時間)

【会  場】  群馬産業技術センター 管理棟2階 
         コンピュータ実験室(D-208)

【受講対象】  超初心者向けコース(比較的ゆっくりとしたペースでセミナー
        を進めます)
        原則として40歳以上の方で、Windowsの基本操作ができる方、
        ホームページを作成し、公開したい方
       (40歳未満の方でも受講できます)
        個人事業者の方を対象とします。

【定  員】  20名(先着順)

【受講料】   無料

【申込方法】  セミナー名、会社名、所 属、参加者名、年齢、電話番号、
FAX番号を記載してFAX又は郵送でお申し込み下さい。

【申込締切】  平成16年6月10日(木)

【担  当】  電子情報グループ 北林


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☆  PLC入門セミナー開催の御案内
   ~ PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)の
                      使い方がマスターできます~ 
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【目  的】  PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)は、生産
        現場における各種の自動化システムの中で、制御の中枢的役割
        を果たすもので、これを活用するには、プログラム技術、入出
        力技術、データ通信技術、インターフェース技術等の要素技術
        が必要です。そこで本研修では、機械金属から化学、食品等の
        あらゆる分野の方々を対象として、制御機器の基礎からPLC
        の使い方までを、実際の機器の制御実習をとおして学んでいた
        だき、FA技術者の養成を図ることを目的とします。
        (初心者を対象とします)

【内  容】
   「制御機器の基礎」
      スイッチ、リレー、タイマ、カウンタ、センサおよびPCの構造、
      動作原理、特徴
   「プログラマブル・コントローラの基礎」
      プログラマブル・コントローラについて、基本命令の使い方
   「プログラマブル・コントローラのプログラミング実習」
      トレーニングキットを使用したプログラミング実習
   「プログラマブル・コントローラの応用命令と基本回路の応用実習」
      実習用の機械モデルを使用したプログラミング実習

   ◎講 師: 松下電工(株) 制御分社 制御デバイス事業部 市場開発部
          阿部 和雄 氏、  海老原靖幸 氏

【期  間】  平成16年6月22日(火)~平成16年6月25日(金)
         4日間(合計24時間)

【会  場】  群馬産業技術センター 管理棟2階 
        コンピュータ実験室(D-208)

【受講資格】  原則として、県内の中小企業(資本金3億円以下、または常時
        使用する従業員300人以下)に勤務されている方で、Windows
        基本操作ができる方

【定  員】  20名(定員になりしだい締め切ります)

【受講料】   無料

【申込方法】  セミナー名、会社名、所 属、参加者名、電話番号、FAX番号を
        記載してFAX又は郵送でお申し込み下さい。

【申込締切】  平成16年6月15日(火)まで

【受講者の決定】 書類選考により受講者を決定し、6月15日(火)までに通
         知します。

【担  当】   電子情報グループ 北林


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☆  品質工学入門セミナー開催のご案内   
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【目 的】 近年、「品質工学(タグチメソッドまたはタグチ)」という製品開発
の手法が広く使われております。田口玄一博士により生み出された工学ですが、
今や日本のみならず世界中で使われています。品質工学とは、信頼性の高い品質
をコストをかけずに開発するなどを目的とした手法です。研究開発のスピード向
上、問題の改善、品質向上、コスト軽減などの効果が期待できます。
昨年度は、この品質工学による手法を習得し、実際に技術開発・製品開発へと
活用することを目的に「品質工学セミナー」を開催いたしましたところ、多数の
参加者があり、企業現場への適用も行われました。
本年度も引続き、品質工学の基礎知識を修得するための「勉強会」と実際に実
験を実施していただく「事例検討会」を開催いたします。

【日 時】 平成16年6月から平成17年2月まで

【会 場】 群馬県立群馬産業技術センター、他

【受講料】 無 料

【内 容】
 1.勉強会(6月中、3日間で18時間開催)
    品質工学手法を加工技術開発・加工条件の最適化へ適用できるように参加
   者を対象に品質工学についての基礎知識を習得する。
 2.事例検討会(7月より1月まで随時開催)
   参加者の課題解決に品質工学手法を実際に適用し、解決を試みる。
 3.成果発表会(1回、2月に開催)

【講 師】
  ○指導者 星野 雅俊 氏:元群馬大学地域共同研究センター客員教授
  ○指導協力者 久米原 宏之 氏:群馬大学工学部機械システム工学科教授

【募集定員】 20機関

【申込締切】 平成16年5月31日(月)

【参加者へのお願い】
 1.品質工学の知識の習得に意欲的である。
 2.研究開発や問題改善などのテーマを持ち、実験的研究を実施できる。
 3.事例検討会においては可能な範囲内で、研究内容や研究過程の情報交換を
   行う。
4.事例検討についてはその内容をまとめ、事例発表を行う(企業の極秘事項を
   除いて)。

【共 催】 群馬県生産技術研究会、 群馬県立群馬産業技術センター

【担 当】 機械グループ:西村光彦


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○科学技術週間関連行事レポート

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☆ポスター発表要旨 <1>
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 本年度の科学技術週間では、平成15年度に産業技術センターで取り組んだ研究
成果をポスターセッション形式で発表しました。今回は、電子情報関係の発表要
旨をご紹介します。


「IT技術支援プロジェクト」 電子情報G 北林、水沼、企画情報G 石黒
 今年度開所された群馬産業技術センターと東毛産業技術センターのIT化を推進
するために、情報システムの開発、インターネットを利用したバーチャル産業技
術センターの開発、受付システムの開発、その他関連するシステムの開発を行っ
た。その結果、センターの業務の効率化、情報の共有化が推進され、ITに関する
ノウハウの蓄積を図ることができた。蓄積したノウハウは、セミナーや研修を通
して県内企業に技術移転した。


「生産管理のための支援ツールの開発」 電子情報G 坂本

 製造作業をスムーズに行い、納期厳守、不適合防止、コスト削減、受注拡大な
どが期待できる企業づくりのための仕組みを導入し、効率的に企業運営すること
が求められている。平成15年度の研究では、企業の一連の生産活動のうち、製造
作業におけるリアルタイムな生産状況の把握に着目した。簡単な操作で的確な情
報を受け取れるように、IT技術でサポートされた生産管理のための支援ツールの
検討・試作を行った。


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○技術情報

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「多層プリント基板試作装置」

 多層プリント基板試作装置は任意形状の多層プリント基板の少数試作を切削加
工により比較的短時間におこなえる装置です(日本LPKF製,ProtoMat95s/II).
 製品に組み込む予定のプリント基板の試作・検討,少数生産の特殊用途向け機
器のプリント基板作成,高周波回路のプリント基板アートワークの検討など多岐
にご活用いただけます.
 主な特徴は次のとおりです:
(1)任意外形,任意パターンのプリント基板を試作できます.
(2)片面基板はもちろん,スルーホール加工を用いて両面基板,4層基板などを比
 較的短時間で試作できます.
 片面基板はB4サイズ程度まで,多層基板はA4サイズ程度まで対応できます.
(3)様々な電子回路CADデータに広く対応できます.データ作成のご相談にも対応
 させていただきます.
 プリント基板試作の料金は1時間につき3,050円(「製作又は加工」,県内企業の
 場合)となります.消耗品はあらかじめご用意願います.
まずは電子情報グループにお問い合わせください。

(電子情報グループ  中澤)


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○編集後記

 本号は、電子情報関係の記事を中心にまとめてみました。セミナー紹介を詳し
く記載するために、発表要旨を電子情報関係に限定してしまいましたが、来月号
以降、他の発表要旨についても順次ご紹介していこうと思っています。今後の紙
面構成についてご意見、ご希望がありましたら、下記メールアドレスまでご連絡
下さい。
  

☆☆ 配信案内 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■このメールは、当センターが発行するFAX版「産業技術センターまる得通
信」にて、『メールマガジン配信希望』のお返事をくださった方、並びに案内チ
ラシを御覧になり、配信希望の連絡をいただいた方にお送りしています。

■よろしかったら、このメールマガジンを皆様のお知り合いやお客様に御紹介く
ださい。

■このメールは、等幅フォントを使ってお読みください。

■送付先アドレス変更及び配信停止は、次のアドレスへ御連絡ください。

 ◎変更・停止 : git@tec-lab.pref.gunma.jp

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 発行:群馬県立産業技術センター http://www.tec-lab.pref.gunma.jp
    技術開発相談グループ(担当:近藤尚志)
  〒379-2147 前橋市亀里町884-1
  Tel:027-290-3030 Fax:027-290-3040
 お問い合わせ E-mail:git@tec-lab.pref.gunma.jp

 ●掲載記事の転載・転用を希望する場合は、上記まで御連絡ください。
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