群馬県立産業技術センター

Gunma Industrial Technology Center

メールマガジン 第13号

■■■■ 群馬県立産業技術センターまる得通信めーる版(第13号)

■ ■■   群馬県立産業技術センター
■  ■     Gunma Industrial Technology Center
■■■■      2005.1.27(木)発行

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♪♪♪♪♪ 第13号の目次です ♪♪♪♪♪

○産業技術センター主催・共催行事情報
 ・『成果発表会:品質工学手法による課題解決と事例発表』のご案内
   ~群馬県生産技術研究会とセンターで実施した品質工学に関する勉強会の
     成果発表会です~
 ・『第7回群馬県立産業技術センター業務報告会』のご案内
   ~当センターの技術シーズを、製品開発に利用してみてはいかがですか~

○研修・講習会等の募集案内
 ・『VA・VE分科会』のご案内
   ~コストを低減するための基礎的な技術講習を行います~
 ・『専門技術研修:金属材料の加工技術研修課程』のご案内
   ~金属材料の熱処理技術について研修を行います~

○製品開発にご利用下さい
 ・『特許情報活用研修会』(IPDLの利用研修会) のご案内

○特殊な測定機を使ってみませんか

○編集後記

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○産業技術センター主催・共催行事情報

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☆ 『成果発表会:品質工学手法による課題解決と事例発表』のご案内
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   本発表会は、群馬県生産技術研究会機械技術分科会で、元群馬大学客員教
  授星野雅俊先生の指導のもと昨年6月から参加者が取り組んできた品質工学
  手法を実際の技術開発課題に適用した成果を発表するものです。併せて、最
  新の品質工学の考え方について、講演会を開催いたします。
   多数の皆様の参加をお願いいたします。

【開催日時】  平成16年2月15日(火) 13:00から17:00まで

【場  所】  群馬県立群馬産業技術センター 第1研修
〒379-2147 前橋市亀里町884-1

【内  容】
  講演(13:10~14:10)
   「研究開発方法を革新する品質工学 ―従来の隘路をどう解決するか―」
         元群馬大学客員教授
            星野 技術士事務所 技術士  星野雅俊
  事例発表(14:20~16:40 休憩を含む)
   1)「半生麺の水分活性の制御と減塩」
            星野物産株式会社 伊藤健司
   2)「シミュレーションによる薄板プレス加工の最適化」
            株式会社宮津製作所 津久井伸一
   3)「品質工学手法を適用した無電解メッキ膜の最適化」
            群馬大学工学部機械システム工学科 王静、丁燕、
                         根津紀久雄、久米原宏之
   4)「バーリング加工技術の開発」
            株式会社落合製作 佐藤富夫
   5)「アーク溶接の品質工学による条件設定」 
            株式会社ミツバ 平方篤
   6)「プレスしごき加工における加工条件の最適化」
            群馬県立群馬産業技術センター 西村光彦、青木隆行

【定  員】  50名

【参 加 費】  無料

【締め切り】  平成17年2月9日(水)

【申  込】  ご不明な点がございましたら、以下にご連絡ください。
        TEL:027-290-3030、FAX:027-290-3040
        e-mail:git@tec-lab.pref.gunma.jp
        〒379-2147 前橋市亀里町884-1
        群馬県立群馬産業技術センター 生産技術研究会事務局
                          (機械グループ:西村)


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☆ 『第7回群馬県立産業技術センター業務報告会』のご案内
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   当センターが開所してから1年4ヶ月が経ちました。皆様の御協力をもちま
  して、センターは順調な運営を続けております。当センターでは、その研究成
  果を広く県民の皆様に知っていただくために、今年度から公開で業務報告会を
  行っております。
   第7回となる今回は、材料・環境分野の研究を集めて開催します。
   多数の皆様のご来場をお待ちしております。
       
【日  時】  平成17年2月14日(月)15:00~16:30

【会  場】  群馬産業技術センター 第一研修室
        (〒379-2147 前橋市亀里町884-1、電話(027)290-3030)

【内  容】  今回の発表テーマ: 材料・環境
     
   ・テーマ1:「揮発性有機化合物(VOCs)を含む臭気物質の除去技術について」
           生産システムグループ     鈴木崇(15:00~15:30)

          我々の臭覚を刺激する物質の中で不快なものは「臭気」と呼
         ぶことが出来る。住宅地の近くが「臭気」の発生源になる場合
         も少なくなく、小型かつ効率的な除去、回収技術が求められて
         いる。業務報告会ではセンターで研究中の臭気物質の除去技術
         について紹介する。

   ・テーマ2:「パルスNMR測定による結晶性高分子材料の解析」
           環境材料グループ   清水弘幸(15:30~16:00)
     
          パルスNMR(Nuclear Magnetic Resonance)法は、核磁気共鳴
         の緩和時間を迅速に測定することが可能であり、高分子材料の
         分子運動性や結晶・非晶構造などの高次構造評価に有効と考え
         られる。本研究では、エンジニアリングプラスチックや生分解
         性プラスチックなどの結晶性高分子材料の材料物性・製品信頼
         性評価への応用を試みたので、このことについて報告する

   ・テーマ3:「ポリマーアロイのトライボロジー特性」
           技術支援グループ   五十嵐昭(16:00~16:30)

          汎用エンプラとして広く利用されているポリフェニレンエー
         テル/ポリアミド系ポリマーアロイは、摩擦材料としての利用
         はされておらず、その摩擦・摩耗特性は明らかでない。そこで
         摩擦材料への利用を検討するため、摩擦・摩耗試験等を行い、
         基本的な摩擦特性を明らかにした。また摩擦特性改善の手法も
         検討したので報告する。 

【対  象】  どなたでも(技術に興味のある方)

【参 加 費】  無料

【申込方法】  参加を希望される方は、群馬産業技術センター技術開発相談グ
        ループ石田あて、2月10日(金)までに電話、FAX、またはe-mail
        でご連絡下さい。
            担 当:技術開発相談グループ 石田
        電 話: 027-290-3030
        FAX: 027-290-3040
        e-mail: git@tec-lab.pref.gunma.jp


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○研修・講習会等の募集案内

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☆ 『VA・VE分科会』のご案内
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【内  容】 企業が生き残るためには、絶えずコスト低減をしていかねばなりま
      せん。それに役立てられる管理技術の1つにVA・VE手法がありま
      す。そのVA・VEの手法の基本的な考え方とテクニックについて、
      講義と演習を通じて習得することができる2日間のコースです。
       VA(Value Analysis):価値分析と訳され、製造業に於いて、仕
      様に基づいて設計をする際、必要な品質をどれだけその部品、製品に
      対して如何に考慮、投入するかを分析することです。
       VE(Value Engineering):価値工学と訳され、製品やサービスの
      「価値」を、それが果たすべき「機能」とそのためにかける「コスト」
      との関係で把握し、「価値」の向上をはかる手法です。
         
【日  時】  1日目 平成17年 2月22日(火)9:00~17:15
        2日目 平成17年 2月23日(水)9:00~17:15

【場  所】  群馬産業技術センター(前橋市亀里町884-1) 第1研修室

【共  催】  群馬県生産技術研究会,群馬産業技術センター   

【内  容】     

   ○1日目:VEの概論、VE対象の情報収集、機能の定義、機能の整理
        機能別コスト分析、機能の評価、対象分野の選定、まとめ

   ○2日目:アイデア発想、概略評価、具体化、詳細評価、提案書作成
        提案発表、まとめ

   ・講師: 株式会社ミツバ 原価企画室 原価企画課 主査
          女屋 登 先生
        VEスペシャリスト(日本バリューエンジニアリング協会認定)

【受講資格】 県内企業の従業員

【定  員】   20名

【参 加 費】 群馬県生産技術研究会会員 無料
       上記会員以外 4,000円

【申込方法】 受講希望者は締切日までに、受講申込書(別添のもの)を提出して
      ください。
       昼食についてご希望の方は、500円にてお弁当を用意します。
       会場付近にも食堂はありますが、昼休みは45分となっております
      のでご注意願います。

【申込・問合せ先】 e-mail、FAX又は郵送でお申し込みください。
          〒379-2147 前橋市亀里町884-1 群馬産業技術センター内
                生産技術研究会事務局 鏑木,細谷
                TEL 027-290-3030
                FAX 027-290-3040
              e-mail git@tec-lab.pref.gunma.jp

【申込締切】  平成17年 2月14日(月)まで


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☆ 『専門技術研修:金属材料の加工技術研修課程』 のご案内
    (金属材料の熱処理技術について)
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【研修のねらい】  各種製品の部品に使用される金属材料のほとんどは、熱処理
         が行なわれている。製品を作る上で、部品の設計強度や安全性、
         耐久性などを考慮した設計が必要であり、金属材料などは熱処
         理の方法により、部品として使用できる範囲や方法が変わって
         くる。また、重要な部品ほど熱処理が重要になっている。
          この研修では、金属材料への様々な熱処理方法を修得しても
         らうことにより、金属材料への熱処理の重要性や必要性を理解
         してもらうとともに、金属材料や熱処理技術についての基礎を
         学んで頂きます。

【受講資格】   原則として、県内の中小企業(資本金3億円以下、または常時
        使用する従業員300人以下)に勤務されている方で、金属材料
        関連業務や熱処理関連業務などに携わり、金属材料や熱処理技術
        などについて勉強する意欲のある方です。

【研修期間】   平成17年2月21日(月)~ 平成17年3月24日(木)
         延べ9日間(合計54時間) 

【研修会場】   群馬産業技術センター(前橋市亀里町884-1) 
         第1研修室・第2研修室・会議室
         及び県内企業

【定  員】   20名(定員になり次第、募集を締切ります)

【受 講 料】   23,500円

【申込方法】   受講を希望される方は申込み締切日の平成17年2月10日(木)
        までに所定の様式の受講申込書を提出してください。

【申 込 先】   〒379-2147 前橋市亀里町884番地1
          群馬産業技術センター 機械グループ 後藤まで
           TEL 027-290-3030  
           FAX 027-290-3040

【受講者の決定】  書類選考により受講者を決定し、平成17年2月15日(火)
         までに通知します。なお、受講申し込み後のキャンセルは平成
         17年2月14日(月)までとさせて頂きます。(受講決定後に
         キャンセルする場合には受講料の一部を納入していただくこと
         がありますので、ご注意下さい。)

【受講上の注意】  今回企業の協力により、土曜日に工場を開放して頂き、実習
         することが可能となりました。つきましては、参加される方は
         開放企業の方の迷惑にならないようご協力願います。


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○製品開発にご利用下さい

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☆ 『特許情報活用研修会』(IPDLの利用研修会) のご案内
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【目  的】  特許庁で保有する約5,000万件の特許情報が特許電子図書館
        (IPDL)に保存されております。これから、意匠や商標を
        考える方、新製品開発や商品企画をする方、これは特許になる
        のだろうかとお迷いの方、下記の『特許情報活用研修会』や東
        毛産業技術センター毎週木曜日(PM1:00~4:00)に
        開催される『特許相談会』をご利用下さい。

【今月の研修】 テーマ:「特許検索方法(中級編)」
        日 時: 平成17年 2月10日 13:30~16:00
        内 容: 1)特許分類(IPC/FI/FT)について
             2)特許分類による特実検索、その他
        会 場: 群馬県立東毛産業技術センター 研修室
               太田市吉沢町1058-5 
              TEL0276-40-5090
        定 員: 6名
        講 師:特許情報活用AD 神林賢蔵

【受 講 料】   無料

【申し込み】  希望される研修テーマ名ごとに、企業名、氏名、住所、TEL,
        FAX、e-mail、パソコン経験の有無を記入の上、神林アドバ
        イザーあてお申し込み下さい。
       前橋市亀里町884-1/群馬県立群馬産業技術センター
         /知的所有権センター
         神林賢蔵(e-mail:kanbayashi.kenzoh@ad.japio.or.jp)
          FAX:027-287-4501
            TEL:027-290-3070



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○特殊な測定機を使ってみませんか

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☆ ダイヤモンドショット試験機
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Q)ダイヤモンドショット試験機とは何ですか?
A)飛石などによる塗膜の損傷を再現する試験機です。天然ダイヤモンドを圧縮空
  気により高速度で吹飛ばし、30°に傾斜させた試験片に当てて塗膜面のはく
  離テストを行う試験機です。
Q)具体的な操作方法はどうするのですか?
A)試験する試験片として、大きさ70×50mm程度の平板が必要です。
  試験片を試料台にセットし、圧縮空気で吹飛ばしたダイヤモンドを試験片に当
  てます。
  試料台は-20~50℃の温度設定をすることができます。
Q)測定費用はいくらですか?
A)400円/時間でご利用いただけます。(「機器開放」の利用となります。ご
  自身で機器を操作していただきますが操作は簡単です。また操作方法はセンタ
  ー職員がご案内します。)
  なお、お支払いは県証紙でお願いします。県証紙はセンター内で購入すること
  ができます。

・利用予約や打ち合わせ、疑問点がございましたら、下記へお問合せください。
   群馬産業技術センター 生産システムグループ 担当一ノ瀬まで


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☆ 写像性測定器
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Q)写像性とは何ですか?
A)写像性とは、鏡などの表面に物体が映った時の鮮明度を表す尺度です。鮮明仕
  上げの良し悪しを表す指標として、鏡面物や塗装の美観評価に用いることがで
  きます。JIS規格でも採用されています。
Q)具体的な測定方法はどうするのですか?
A)測定する試験片として大きさ50mm程度(厚さは10mm以内)の平板が必
  要です。
  試験片を測定台に挟んでセットすれば、あとはボタン操作で測定できます。
  測定結果は、写像性(%)とJIS規格の等級がプリントアウトされます。
Q)測定費用はいくらですか?
A)ご自身で測定する「機器開放」を利用すれば、200円/時間で、何回でも測
  定することができます。(センター職員が測定する「依頼試験」ですと、測定
  1ヶ所ごとに550円となります。)
  なお、お支払いは県証紙でお願いします。県証紙はセンター内で購入すること
  ができます。

  ・利用予約や打ち合わせ、疑問点がございましたら、下記へお問合せください。
      群馬産業技術センター 生産システムグループ 担当一ノ瀬まで



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○編集後記

 今回は、特殊機器の紹介を掲載してみました。このほかにも、メルマガで取り上
げてはどうかといったテーマ等がありましたら、下記メールアドレスまでご連絡下
さい。宜しくお願いいたします。
  

☆☆ 配信案内 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■このメールは、当センターが発行するFAX版「産業技術センターまる得通
信」にて、『メールマガジン配信希望』のお返事をくださった方、並びに案内チ
ラシを御覧になり、配信希望の連絡をいただいた方にお送りしています。

■よろしかったら、このメールマガジンを皆様のお知り合いやお客様に御紹介く
ださい。

■このメールは、等幅フォントを使ってお読みください。

■送付先アドレス変更及び配信停止は、次のアドレスへ御連絡ください。

 ◎変更・停止 : git@tec-lab.pref.gunma.jp

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 発行:群馬県立産業技術センター http://www.tec-lab.pref.gunma.jp
    技術開発相談グループ(担当:近藤尚志)
  〒379-2147 前橋市亀里町884-1
  Tel:027-290-3030 Fax:027-290-3040
 お問い合わせ E-mail:git@tec-lab.pref.gunma.jp

 ●掲載記事の転載・転用を希望する場合は、上記まで御連絡ください。
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