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利根・沼田地域の未利用りんごを利用したシードルのご紹介


研究開発の概要 利根・沼田地域は群馬県のりんご生産量約1万トンのうち70%を生産している。この地域では、出荷までの間引きによる摘果りんごや傷などによる販売不可りんごを合わせた未利用りんごが年間500トン排出され、これらを農園内で放置することによって鳥獣害が発生して地域の住民を困らせていた。そこで、JSTニーズ即応型予算を獲得し、鳥獣害を防ぐだけでなく、未利用りんごを有効活用して地域の振興を図ることにした。数あるりんご製品の中から最終製品として当時販売量の少なかった「地シードル」の製造方法について検討を行った。また、早期実用化に向けてシードルの製造場、製造免許を確保するために地域内の川場村役場が群馬県庁と協力して構造改革特別区域の認定(平成22年6月)を受け、さらに田園プラザ川場の果実酒製造免許を取得(平成23年1月)した。市販シードルの調査から目標酒質の検討、シードル発酵用酵母の分離、実験室規模における小仕込み試験等を経て平成22年10月と23年2月に実用化試験を行って、試作品を製造した。
製品サンプルの写真  シードル発酵中のタンク
    シードル発酵中のタンク

 試作品
            試作品
製品サンプルの特徴 (1)酸味、甘味のバランスが良好で、原料りんご果汁の香りが生きている。
(2)女性をターゲットしたのでアルコール度数が3〜5%と比較的低く、飲みやすい。
(3)適切なガス圧(2〜3気圧)が爽快感を感じさせる。
課題および今後の予定 「改良点」  火入れによる色の劣化防止法、残存する酵母臭の除去方法など。
「販売計画」 実用化試験で製造した製品をさらに改良して田園プラザ川場等で25年度内には販売する予定である。
共同研究企業 雪国アグリ株式会社(代表者:鳥山晴沖、沼田市久屋原町143-3)
 担当者:江口泰輝
永井酒造株式会社(代表者:永井彰一、利根郡川場村大字門前713)
 担当者:永井則吉
群馬工業高等専門学校(代表者:竹本廣文、前橋市鳥羽町580)
 担当者:宮越俊一
担当者名 群馬産業技術センター バイオ・食品係 高橋仁恵