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新工法(ガスインジェクション成形)によるスーパーエンジニアリングプラスチック製パイプのご紹介


研究開発の概要  株式会社ジュンコーポレイション(小板橋義和社長、安中市松井田町上増田53-1 )と実施した平成20年度研究開発推進費研究(群馬県企画課)において、自動車、電気機器メーカーにニーズが高いと思われる高温(100℃以上)液体用配管の加工に関する研究を進めた結果、PEEK、ナイロン(ガラス繊維入り)等のスーパーエンジニアリングプラスチックによる自動車エンジン内向けの分岐パイプに成功した。金属製パイプと比べて、重さ70%、製造コスト50 %削減を実現した。平成20年度に日刊工業新聞、ぐんま経済新聞等の報道機関向けの公開を行った。機械要素展等多くの展示会や商談会へ出展し、企業が求めるエコ・省エネという理念に一致していることが確認されるなど大いに注目を集めた。
製品サンプルの写真  【金属代換樹脂パイプ】
金属代換樹脂パイプ


【分岐パイプの成形方法】
分岐パイプの成形方法
製品サンプルの特徴  金属部品の樹脂化は、環境・省エネルギー技術の一つである軽量化を意図したものであり、大幅な開発エネルギーをかけることなく環境負荷を低減させることができるうえ、他の環境負荷低減技術と併用することができる大変有効な技術の一つといえる。
 スーパーエンジニアリングプラスチックは、既に家電製品内部の機械部品(歯車や軸受けなど)の金属代換に利用され、コスト低減に貢献している。一方、加工については、これまで潤滑剤を添加して粘度を低下させ射出成形する方法が採られているが、成形の際にガスが発生し一般的に品質が低下することが指摘されている。
 汎用プラスチックの世界ではここ数年で成熟期に入った技術であるガスインジェクション成形法を金属代替樹脂であるスーパーエンジニアプラスチックに展開し、中空部を利用した3岐樹脂パイプを試作した。通常成形と比較し、樹脂粘度を下げる添加剤を必要とせず、複数のパーツを組上げる分岐パイプのような複雑形状を一回の成形し金属製パイプと比べて、重さ70%、製造コスト50 %を削減したスーパーエンプラによる分岐パイプを実現した。
課題および今後の予定 【改良点】
 樹脂製パイプの樹脂厚のバラツキ、任意の樹脂厚へのチューニング技術
【販売計画】
 大手自動車、大手家電メーカ等への提案部品を作成し、販路開発中
共同研究企業 株式会社ジュンコーポレイション
 (小板橋義和社長、安中市松井田町上増田53-1 )
担当者名 群馬産業技術センター 生産システム係 高橋勇一、 計測係 中村哲也