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改良型下水汚泥炭化材のご紹介


研究開発の概要  群馬県では下水普及率の上昇とともに、排出される下水汚泥の有効活用が課題となっている。本研究開発では、下水汚泥を炭化・賦活して得られる炭化材を改良して揮発性有機化合物(VOCs)吸着剤へ応用した。VOCsは産業界を中心に大量に使用されているが、大気中に排出されると光化学オキシダントなど大気汚染物質を生成することから、排出削減が急務であった。下水汚泥炭化材を酸処理など簡便な方法で処理することで比表面積(吸着性能の指標の1つ)及びVOCs吸着量が大幅に向上した。
製品サンプルの写真
フロー
   改良型下水汚泥炭化材
製品サンプルの特徴  下水汚泥炭化材を酸処理など簡便な方法で処理することで得られた改良型下水汚泥炭化材は、約260m2/gの比表面積を示し、アルミナなど工業用吸着剤に匹敵する性能を有する。さらにVOCs吸着量も未処理物の約2倍に向上し、約10wt%(*)もの高い値を示す。また、改良型下水汚泥炭化材は細孔径の異なる2種類の細孔を有するなど、特異な細孔分布(バイモーダル細孔分布)を発現する。
(*)VOCsの例としてベンゼンを用いたときの平衡吸着量
課題および今後の予定 工業プロセスでは連続的な通気条件下での処理が求められる。そこで、本炭化材を用いた工業的VOCs吸着回収プロセスの実現を目指し、連続処理が可能なVOCs回収装置(実証機)の試作を進めている。
共同研究企業 株式会社SOGA
担当者名 群馬産業技術センター 環境・省エネ係 小松秀和、鈴木 崇