ホームへ戻る 群馬産業技術センター 東毛産業技術センター

センターへのアクセス
(地図・交通案内)

[サイトマップ]

ホーム センター案内 技術相談 試験・分析 機器・施設利用 研究の実施 研修・セミナー 情報提供 関連機関

トップページ > 研究の実施 > 研究開発の成果(製品サンプル)

工業用潤滑油リサイクルシステムのご紹介


研究開発の概要  シンコー技研株式会社(石栗幸博社長、太田市大久保町124−2)と実施した平成18年度公募型研究において、自動車用部品、機械部品などの加工用潤滑油の再利用技術に関する研究開発を進めた結果、使用済工業用潤滑油に直流高電圧を印加し、発生する高電界下で金属微粒粉末が凝集分離出来ることを見出した。この基本技術を発展させ使用済み工業潤滑油を連続的に浄化しリサイクルできる技術を確立した。平成20年6月に群馬産業技術センターにおいて報道機関向けの公開を行った。
製品サンプルの写真
油リサイクル装置(試作機) 潤滑油浄化例
  【油リサイクル装置(試作機)】  【試作機による潤滑油浄化例】
A: 浄化前
(アルミタッピング加工200時間使用)
B: 試作機による浄化油
C: 未使用油(新油)
製品サンプルの特徴  国内機械部品加工は他国製品との差別化など精密加工化にシフトする傾向が高まっている。本件東毛地域などにおいてもこの傾向は強く、工業用潤滑油使用量は増加する傾向があるという。潤滑油中に金属微粒粉末が増加すると切削精度が低下するため潤滑油そのものの性能が劣化する前に廃油として処分される現状がある。本サンプルは使用済み潤滑油から金属微粒粉末を効率的に除去するための技術を提供するものである。
 使用済み潤滑油に電極を配置し電圧約12kVの直流を印加し発生した高電界下で金属微粒粉末が電極近傍に凝集してくる。濾過、沈降、遠心分離などの方法では、粘度が高い潤滑油中に分散した金属微粒粉末を除去することが難しく、それを解決したのが本技術である。本技術によると、磁力などでの分離が難しいアルミニウム加工に使用した潤滑油の処理できる特徴がある。
課題および今後の予定 「改良点」システムの操作性の改善。
「販売計画」
・既に試験的な潤滑油リサイクルを開始し、ユーザーでの実使用評価結果を待って商品化し、出来れば平成21年度に上市する予定である。
共同研究企業 シンコー技研株式会社
担当者名 群馬産業技術センター 環境・省エネ係 鈴木 崇