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第16回産業技術センター評議会の概要

(平成24年3月15日 群馬産業技術センターで開催)

1 産業技術センター評議会とは

 産業技術センター(以下「センター」)は、県内中小企業に対する技術支援の中核機関として、「真に中小企業の役に立つ」「開かれたセンター」を目指し、その運営に外部からの意見を反映させるために評議会を設置しています。
 今回は以下の議題でご意見を伺いました。
 (1) 平成23年度活動報告
 (2) 平成24年度事業計画(案)
 (3) 第4期中期計画(案)

2 議事

パワーポイント資料(PDF版1,318KB)
○センター説明(パワーポイント資料により説明)
○意見交換

■議長
 センターから説明していただいたが、まず最初に、委員の皆様から平成23年度の活動報告について、ご質問やご意見を頂戴したい。
■議長
 サポインについて、23年度は11件であるが、これは2年、3年続いているものも含めての数字か。
■眞下所長
 継続のものも含めての数字である。昨年1月に採択になったものが5件。今年度当初に採択になったものが2件。
■A委員
 群馬県の場合は、いわゆる競争的資金と企業からの受託研究資金が半々くらいの金額であると思うが、他県の状況について情報は持っているか。
■眞下所長
 他県で外部資金が1番多い金額帯は、6千万円台である。8千万円より上の県もいくつかある。22年度は5,500万円だったので、1番多い金額帯より少し下であった。23年度は8千万円で、6千万円を超え、トップグループに入ってきたところである。割合は、競争的資金と受託研究資金で半々くらいであると思う。県費は多いが、外部資金が少ない県もある。
■B委員
 23年度の目標と実績について、昨年は大きな震災があったにもかかわらず、当初の目標を達成されたと報告があり、大変立派なことだと思う。一般的に考えると、震災によって実績が減るのではないかと思われるが、何か特別なことをされたのか。
■眞下所長
 重点的に取り組んだことが大きいと思う。今年度、依頼試験の当初の目標は、実はもっと高かったが、震災があったので依頼試験の目標は2割減とした。その代わり、研究に積極的に取り組んだ。
■B委員
 連続で6年間、都道府県立工業系公設試の利用率1位はすばらしい成果であると思う。各項目にわたって数値目標を設定しているのは、経営の観点からすると、非常によくできていると毎年感心している。
■議長
 都道府県立工業系公設試の研究指標の順位が平成22年度9位とあるが、一般的な県勢から見たときに産業技術センターの順位は妥当なのか、もしくは上回っているのか。
■眞下所長
 県の工業出荷額は15位くらいであるので、それに比べると研究の順位が上回っていると思う。公設試の中では、やはり研究のレベルを上げないと評価されない。外部資金が8千万円台になったので、他県の公設試からも評価されると思う。
■B委員
 23年度新規導入機器の全光束測定システムについて、LEDモニタープラスとあるが、どのようなことを行う機器なのか。
■眞下所長
 これは球の中に光源を入れて、後ろから出てきた光も含めて、全体の光を計る。普通の蛍光灯の照明など、照明器具全般に利用できる。LEDモニタープラスというのは、LEDもできるという意味である。
■B委員
 LEDの色合い、輝度なども調べられるのか。
■眞下所長
 調べられる。
■議長
 次に、24年度の事業計画及び第4期中期計画について、ご質問やご意見をいただきたい。
■C委員
 24年度の事業計画を見て、全般的に計画は非常によくできていると思う。所長が言うように、依頼試験等で稼いで飯の種にするという気持ちがよく伝わってきたと思う。次に、質問になるが、1点目、計るなら群馬というメッセージでは、計測のどのような分野・方向をイメージしているのか教えてほしい。2点目、23年度まで技術相談の実績についてよく書かれていたが、24年度の計画ではあまり触れられていないようであるので、その点について教えてほしい。技術相談は無料になると思うが、それを受けることによって依頼試験など飯の種につながっていくと思う。
■眞下所長
 計るなら群馬ということについて、分析については、全国の公設試の中でも優れている機器が入っていて、群馬でできなければ他ではできない状況になっている。同じ機器が入っていても、群馬ではできるが、他ではできないというものもある。計測については、持ち回り測定といって、全国の公設試と産総研で同じ物を順番に計るということをしているが、ここ5年くらい群馬は最高レベルにあり、他の公設試からも認められている状況にある。技術相談については、説明から抜けてしまったが、非常に重視している。CS調査においても、技術相談は、依頼試験・機器開放より経済効果が大きいと回答されている。技術相談は無料であるが、アドバイスを受けた企業から非常に評価されている。24年度の1人あたりの相談件数の目標は、23年度より少し高くなっている。
■C委員
 重点研究分野について、もう少しブラッシュアップして、産業技術センターとしてできることを教えていただきたい。
■眞下所長
 今、センターでは企業との共同研究を重視しており、特に公募型共同研究を重点的にやることになる。センターでは、県単の予算、いわゆる一般財源が少ないので、独自の研究はあまりできない。
■D委員
 食品の放射能に対する安全性ということがよく言われている。私はこんにゃくという特殊な食品の製造という分野でやっている。24年度の計画において、放射能の問題に関して希薄だと感じられる。群馬県で、全国の90%以上のこんにゃくいもを生産しており、群馬県が駄目になると全国が駄目になるという論理が成り立つ。24年度の計画の中に放射能という言葉をもっと入れて欲しい。また、試験結果に「検出せず」というコメントが書かれているだけで、ユーザーから、どのような残留か分かりにくいという指摘があるので、もっと詳しく数値が出せないか。
■眞下所長
 23年度は講習会等で放射能の関係について実施しており、24年度も積極的に実施していく予定である。また、測定結果で検出せずというのは、非常によい結果を表している。検出しないというのは、無いということ。4月から基準が高くなるので、さらに積極的に支援していきたい。
■E委員
 数値目標を掲げて、非常によくやっている。基本方針としてCSの向上を掲げているが、CS調査の回収率が24%と少し低めだと感じられるので、その改善を今後やっていただきたい。
■眞下所長
 回答は無記名で行っているので、回収率を上げるのは難しい。継続して検討していきたい。
■F委員
 53人の少ない技術職員の中で、これだけやっているのは素晴らしい。24年度の課題の中で、県外手数料1.5倍は撤廃されるのか。県外の依頼が多いようであるが、割合はどのくらいあるのか。もし撤廃すると収入が減るのではないか。
■眞下所長 県外の利用者は、件数ベースだと約1割、金額ベースだと2割近くになる。埼玉県からは1100万円くらい来ているので、すべて1.5倍を撤廃すると400万円くらい減収になる。県外全部となると、かなりの減収になる。
■F委員
 24年度当初予算の機器整備に該当する機器はどれか。また、メーカーや機種は決まっているのか。
■眞下所長
 複合高精度画像測定機と高周波ディジタルオシロスコープの2台。他については、依頼試験の収入によって購入する。入札により購入するので、どのメーカーになるかは決まっていない。今は機種指定できず、仕様書で行っている。
■G委員
 ホームページは大切な広報の役割を担っていると思うが、23年度のアクセス数が随分減っているように感じる。アクセス数を増やしていく方法は考えているか。また、24年度の計画の中で、開放研究室の利用率の目標が高いように感じるので、その実現性について教えてほしい。
■眞下所長
 開放研究室の入居率は、23年度の当初は約75%、現在は2社ほど退居して、約70%の入居率である。80%を目標に、いろいろな企業を回るなど、努力していきたい。
■北林係長
 ホームページのアクセス数について、22年度はホームページ用のサーバーの調子が悪く、なかなかアクセスできない状態になっていた。実際には、22年度のアクセス数はもっと少なかったと思われる。3〜4か月は正常にアクセスできなかったので、23年度の数字が例年どおりの数字と考えられる。
■F委員
 23年度の学会での口頭発表など、外部発表が減っているが、震災の影響などがあるのか。
■眞下所長
 年によって、学会に発表することが多いときと少ないときがある。このくらいは変動があると考えている。
■F委員
 特定課題研究において、X線マイクロアナライザーの状態分析とは、どのような内容のものか。
■宮下研究調整官
 X線マイクロアナライザーは、状態分析にはあまりは向かず、普通はXPSなどを使う。しかし、XPSでもすべての状態分析がうまくいく訳ではなく、逆にX線マイクロアナライザーでできる場合がある。そこがあまり検証されていないので、データを取ろうということとである。
■H委員
 群馬県は加工業に強みを持っていると認識していたが、群馬県の強みを見ると、計測・分析といった加工業と直接関わらないとことに強みを持っている感じがした。企業からの要望が多いから、このような進め方をしているのか。
■眞下所長
 計測・分析は、公設試としての強みである。加工機は2〜3年で新しくなってしまうので、群馬県では測定・分析に力を入れている。それに対し、新潟県では加工技術に力を入れている。群馬県では、加工は企業にやっていただき、センターは強みである計測・分析技術を活かして支援していく。
■議長
 他に意見がないようであれば、これで議題をすべて終了したい。委員の皆様、ご貴重な意見、ありがとうございました。センターとしては、今回の意見を踏まえ、有効な活動指針にしていただきたい。
■眞下所長
 今日は、非常に貴重なご意見、ありがとうございました。この意見を活かして、24年度事業計画あるいは中期計画を策定し、頑張っていきたい。応援、よろしくお願いします。


−以上−