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分子量分布測定システムのご紹介

〜 プラスチック等の高分子材料の分子量および分子量分布を測定できます 〜


本装置は、GPC(ゲル浸透クロマトグラフィー)の手法を用いて、プラスチック等の高分子材料の分子量および分子量分布を測定できます。また、フラクションコレクターを搭載しているため、試料精製および各分子量領域の分取を行うことも可能です。

機 器 名 分子量分布測定システム
型 式 D5280 LCS M-PDA
メーカー名 株式会社島津製作所
外観写真 外観写真
このような試験が可能です
(用途)
GPC(ゲル浸透クロマトグラフィー)の手法を用いて、プラスチック等の高分子材料の分子量および分子量分布を測定できます。
また、フラクションコレクターを搭載しているため、試料精製および各分子量領域の分取を行うことも可能です。
仕 様 ・デガッサ DGU-20A3
・液体クロマトグラフ LC-20AD
・モジュール CBM-20A
・オートサンプラー SIL-20A HT
・カラムオーブン CTO-20AC
・ダイオードアレイ検出器 SPD-M20A
・示差屈折検出器 RID-10A
・フラクションコレクター FRC-10A
利用例 【ポリカーボネートの光照射による分子量変化の評価】
 ポリカーボネート(PC)板に紫外線(UV)を96時間照射したものの表面を削り取り、テトラヒドロフランに溶解させて分子量分布を測定しました。対照品にはUV照射していないPC板を用いました。
 分析で得られた較正曲線と溶出曲線を図1に、微分分子量分布曲線と積分分子量分布曲線を図2に示します。標準物質は、Shodex STANDARD(Type:SM-105、数平均分子量:1160, 2810, 6020, 16000, 52600,131000, 277000, 604000、昭和電工(株)製)を用いました。分析条件は以下のとおりです。
試料導入量:20 μL
移 動 相:テトラヒドロフラン(THF、安定化剤不含)
流   量:1 mL / min
カ ラ ム:Shim-pack GPC-80M(30 cm×8.0 mmID)
カラム温度:40 ℃
検 出 器:示差屈折率検出器(RID)
 分析結果より算出した平均分子量は表1のとおりです。

較正曲線と溶出曲線

    図1.較正曲線と溶出曲線

微分分子量分布曲線(左)と積分分子量分布曲線(右)
    図2.微分分子量分布曲線(左)と積分分子量分布曲線(右)

分析結果より算出した平均分子量は表1のとおりです。

     表1.UV照射有無によるPC板表層部平均分子量の比較
   UV未照射(PC) UV照射(PC+UV)
数平均分子量(Mn) 17160 15884
重量平均分子量(Mw) 44180 42408
Z平均分子量(Mz) 69910 67463
Z+1平均分子量(Mz1) 95657 92165
Mw / Mn 2.57 2.67
Mz / Mw 1.58 1.59
 上記分析結果より、UVを96時間照射することでPC板の表面で分子量の低下が起きたことを確認できました。
設置場所 群馬産業技術センター(前橋)
担 当 係 環境・エネルギー係
連 絡 先 TEL:027−290−3030
依頼試験
手数料
・分子量分布測定:1件につき、19,000円
・液体クロマトグラフ分析 特殊なもの:1件につき、13,300円
機器開放
使用料
現在機器開放は対応しておりません
導入年度 2009年度
補助事業名 電源地域産業集積活性化補助事業