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CAE(コンピュータによるシミュレーション)のご紹介
〜 製品の運転時や設備の設置時、製造プロセス等をコンピュータで再現し、製品や設備の設計仕様を試作する前に評価することができます〜
本システムは機械や装置および製造設備等、産業上のあらゆる対象について、運転時における強度評価や、要求性能の確認、改善箇所の特定等、開発で直面するさまざまな課題の解決に用いることが可能です。現状では事前に検討した設計仕様や製造手順にしたがって製品の試作や設備の試運転を行い、問題点の把握や改善というサイクルを行うことが多いと思いますが、本システムではコンピュータ上で対象物を再現するため試作回数を減らしたり、試作期間を短縮したりする
(またそれらに要するコストを削減する)だけではなく、より良い製品や設備の開発に活用することができます。
機 器 名 |
ダイカストシミュレーションシステム
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型 式 |
ANSYS Mechanical Enterprise, ANSYS CFD
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メーカー名
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ANSYS, Inc.
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◆構造解析事例
◆流体解析事例
◆振動解析事例
※今後事例を順次追加していく予定です。
◎当センターにおけるCAE技術支援の特徴
CAE(シミュレーション)技術は自動車業界をはじめ多くの産業分野で必要不可欠となっており、中小企業にも広がりつつありますが、その分シミュレーション結果の信頼性の確保が課題となっています。そのためCAEにより成果を出す=新しいアイデアを生み出し形にするためには、量産製品や稼働中の設備を有効活用し、CAEと実機の両面で検証し、知見やノウハウを蓄積することが大切です。当センターではこのような観点から、シミュレーションに偏重せず、実機検証にも重きを置いた技術支援を目指しています。
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