インビトロジェン2次元電気泳動講習会 レポート

出張日:2005年1月28日
開催場所:インビトロジェン(株)昭和島事業所(東京都大田区)

 2次元電気泳動は、酵母などの微生物や人やラットの培養細胞のタンパク質の解析をするうえで大変強力な手法です。電気泳動はもともとDNAやタンパク質をその分子の大きさで分離する手法ですが、2次元電気泳動ではタンパク質が持っている等電点の差を利用して、まず1次元目の分離を行い、次に分子量の大きさを利用して2次元目の分離を行います。つまり、より詳細にタンパク質を分離することができます。
 産業技術センターでは昨年度から培養細胞のタンパク解析を始めており、今後さらに詳細にタンパク解析を行う予定であることから、タンパク質の分離解析能力に優れる2次元電気泳動の講習会に参加しました。
 産業技術センターでも昨年度にこの講習会と同型の2次元電気泳動装置( 下の写真)を導入しましたので、講習会で学んだことをそのまま導入できると思われます。
 講習会は2日間で、1次元の泳動から2次元の泳動、そして泳動後のゲルの染色までを行います。また実習の間には講義があり、原理やタンパク解析の研究の背景を知ることがでます。
 今後産業技術センターでは、企業からのタンパク解析にも応えられるように研究を進めていきたいと考えています。

2次元電気泳動装置

感想

 今後タンパクの解析を行う予定の企業の方には大変手ごろな講習会だと思います。

(文責 食品バイオグループ 関口昭博)